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いとかなし
第21章 きみにより おもいならいぬ

「好き」
にこっと微笑んだ糸に、啓司は緩んだ頬をもう一方の手で隠した。
「糸、本当ズルい、キスしていい?」
「え…?」
返事を聞くよりも先にぐっと顔を近づけて、チュっと音を立てた。
するりと抜け落ちた啓司の手は、すぐに糸の腰を引き寄せた。
「素直な糸は可愛いな」
「いつも素直じゃないみたい」
「うん、直ぐ嘘つくし」
「嘘なんて…ぁっ…」
腰骨の辺りを撫でる啓司の手に、糸は少しくねらせながらそれから逃げる。
「いや?」
「ちがっ…くすぐったいの」
「ふふっ、そう、じゃあこれは?」
お尻側から下がってきた指先が秘唇より手前の蕾をくすぐる。
「や、だっ、そこは…違う、ょ…」
違和感しかないそこを指先で擽られて糸は前へとズレていく。
にこっと微笑んだ糸に、啓司は緩んだ頬をもう一方の手で隠した。
「糸、本当ズルい、キスしていい?」
「え…?」
返事を聞くよりも先にぐっと顔を近づけて、チュっと音を立てた。
するりと抜け落ちた啓司の手は、すぐに糸の腰を引き寄せた。
「素直な糸は可愛いな」
「いつも素直じゃないみたい」
「うん、直ぐ嘘つくし」
「嘘なんて…ぁっ…」
腰骨の辺りを撫でる啓司の手に、糸は少しくねらせながらそれから逃げる。
「いや?」
「ちがっ…くすぐったいの」
「ふふっ、そう、じゃあこれは?」
お尻側から下がってきた指先が秘唇より手前の蕾をくすぐる。
「や、だっ、そこは…違う、ょ…」
違和感しかないそこを指先で擽られて糸は前へとズレていく。

