この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いとかなし
第3章 昔はものを 思はざりけり



✳︎✳︎✳︎



「で?その筍ごはんになったと?」

月曜日、オフィスビルのワンフロアが合同の社食になっている其処の窓際でAランチをつついていた千津子が、糸の広げたお弁当に突っ込んだ。

赤系のストライプの二段弁当箱には筍ごはんと彩鮮やかなおかずが詰めてあった。

「噂には聞いてたけど、このお弁当は…凄いわ」

「噂?」

「嫁に貰いたい男、ナンバーワン」

からかう様に笑って千津子は青じそつくねを一つ摘んだ。

「流石、管理栄養士資格保持者!美味しい〜」

ほっぺたを抑えて悶絶する千津子。

朝起きた時にはすでに朝食が出来上がっており、このお弁当がきちんと包まれていた。

洗濯機のスイッチも入っていて、身支度を終えた糸はただ干すだけ。
/232ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ