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いとかなし
第6章 君ならで誰にか見せむ
朝起きると咳は酷くなっていた。
喉がびりびりと痛みを伴い、若干頭も思い。
それでもまだ週も半ばという事で、飲み物で喉を冷やしながら出勤した。
が、会社に着いて1時間もしないうちに声も出せない程痛みが酷くなる。
「鴻上、今日はもういい、早退して病院行って帰れ」
綾時に促されたけれど、足元までふらつく。
結局綾時に営業車で病院へ連れてってもらい、そのまま啓司の家へと送ってもらう。
「へぇ…こんな家がまだあるんだな」
感心している綾時を横目に、糸は薬を飲むと布団に潜り込んだ。
綾時のお大事にを聞き終える前に眠りに落ち、咳をする度に喉が痛んで目を醒ます。
ひんやりとしたものがおでこに乗せられる。
ぼやけた視界にいるその人に安心して、また眠った。
喉がびりびりと痛みを伴い、若干頭も思い。
それでもまだ週も半ばという事で、飲み物で喉を冷やしながら出勤した。
が、会社に着いて1時間もしないうちに声も出せない程痛みが酷くなる。
「鴻上、今日はもういい、早退して病院行って帰れ」
綾時に促されたけれど、足元までふらつく。
結局綾時に営業車で病院へ連れてってもらい、そのまま啓司の家へと送ってもらう。
「へぇ…こんな家がまだあるんだな」
感心している綾時を横目に、糸は薬を飲むと布団に潜り込んだ。
綾時のお大事にを聞き終える前に眠りに落ち、咳をする度に喉が痛んで目を醒ます。
ひんやりとしたものがおでこに乗せられる。
ぼやけた視界にいるその人に安心して、また眠った。