この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いとかなし
第8章 いろならば いづれかいかに
糸は隣に座り、啓司の横顔をまじまじと見つめていた。

「何?そんなに見つめられると照れるな」

「ごめんなさい」

真っ直ぐ見つめ合うと直ぐに視線を逸らしてしまう。

けれど、横顔ならいつまでも見つめられる気がした。

他愛のない話をしながら、途中サービスエリアに寄り、小一時間程で到着した。

「チェックインまで時間があるか、ちょっと歩こうか」

車を停めて辺りを散策する。

手を繋いでゆっくりと、お土産物屋さんや工芸品の店を見て回る。

糸は特にガラス工芸の店では熱心に作品を見つめていた。

「綺麗…」

「どれがいい?初デートにプレゼントさせて?」

啓司は糸が指した複雑な藍色に輝くストラップを購入した。
/232ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ