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kiss
第11章 neck
「はっ……んむ」
エプロンを押し上げるように反応した下半身を膝で嬲られる。
ぐりぐりと。
「ん、だめ……っあ」
首を鷲掴みにされ、喋る隙も与えられない。
空いた手でエプロンをずらされていく。
露わになった乳首を強く摘ままれる。
「っふ」
つい甘噛みしてしまった。
ガリッ。
仕返しとばかりに噛まれる。
唇がふやけて麻痺してきた……
キスなんて大抵おざなりなのに、なんでこの子こんなに。
鼻から声が洩れ、唾液が首まで伝っていく。
ぷちゅ、と名残惜しそうに離れた唇から銀糸が垂れる。
「はあっ……あっ」
「江美さん、顔真っ赤なんだけど」
「いたっ」
爪を立てられ、びくんと跳ねてしまう。
そんなに痛く苛めないでよ。
硬くなった乳首を弄ばれる。
「ねえ……っん……下は放っとくの……?」
葵が微笑みながら手を伸ばす。
「ぐちゃぐちゃ」
「んふ」
エプロンを掴んで剥ぎ取り、二人の体勢を入れ替えた。
「可愛い顔して上?」
「どっちがいいの」
「どっちでも」
「……変態」
ああ、ぞくぞくしちゃう。
その無駄のない体に、ぷくっとしたお尻。
本当なら泣かせてとことん弄り倒したいんだけど。
攻めの時の男の我慢しながら歪んだ顔がいいのよね。
可愛くて。
ズプ、と指が入ってきて思考が止まる。
「あっは」
「江美さん、声大きい」
口を細い手で塞がれる。
骨ばって、若くて良い手。
「んんっ」
どうやって覚えたの。
自分でしながら?
ぎこちなくも、的確な愛撫に身をゆだねる。
「入れるよ?」
「うん……」
「はは。急に可愛くなんないで」
「葵がそうさせてるの」
真っ赤な頬にキスをされる。
ときめく間もなく挿入の衝撃が貫いた。
満月の光がカーテンの隙間から入ってくる。
ベッドの背にもたれた葵が煙草を取り出す。
その手からすぐにそれを奪った。
「なに? 嫌い?」
不機嫌そうに奪われた煙草を睨む葵にウインクする。
「若いうちからハマんない方がいいわー」
鼻で笑われる。
裸のまま寄り添って。
汗が引いても寒さなんて感じない。
むしろ体の底がずっと発熱しているみたいな。
そんな感覚。
「手、貸して」
徐に葵がそう言って手を握る。
感触を確かめるように。
ふにふにと押して。
「くすぐったいんだけどぉ」
エプロンを押し上げるように反応した下半身を膝で嬲られる。
ぐりぐりと。
「ん、だめ……っあ」
首を鷲掴みにされ、喋る隙も与えられない。
空いた手でエプロンをずらされていく。
露わになった乳首を強く摘ままれる。
「っふ」
つい甘噛みしてしまった。
ガリッ。
仕返しとばかりに噛まれる。
唇がふやけて麻痺してきた……
キスなんて大抵おざなりなのに、なんでこの子こんなに。
鼻から声が洩れ、唾液が首まで伝っていく。
ぷちゅ、と名残惜しそうに離れた唇から銀糸が垂れる。
「はあっ……あっ」
「江美さん、顔真っ赤なんだけど」
「いたっ」
爪を立てられ、びくんと跳ねてしまう。
そんなに痛く苛めないでよ。
硬くなった乳首を弄ばれる。
「ねえ……っん……下は放っとくの……?」
葵が微笑みながら手を伸ばす。
「ぐちゃぐちゃ」
「んふ」
エプロンを掴んで剥ぎ取り、二人の体勢を入れ替えた。
「可愛い顔して上?」
「どっちがいいの」
「どっちでも」
「……変態」
ああ、ぞくぞくしちゃう。
その無駄のない体に、ぷくっとしたお尻。
本当なら泣かせてとことん弄り倒したいんだけど。
攻めの時の男の我慢しながら歪んだ顔がいいのよね。
可愛くて。
ズプ、と指が入ってきて思考が止まる。
「あっは」
「江美さん、声大きい」
口を細い手で塞がれる。
骨ばって、若くて良い手。
「んんっ」
どうやって覚えたの。
自分でしながら?
ぎこちなくも、的確な愛撫に身をゆだねる。
「入れるよ?」
「うん……」
「はは。急に可愛くなんないで」
「葵がそうさせてるの」
真っ赤な頬にキスをされる。
ときめく間もなく挿入の衝撃が貫いた。
満月の光がカーテンの隙間から入ってくる。
ベッドの背にもたれた葵が煙草を取り出す。
その手からすぐにそれを奪った。
「なに? 嫌い?」
不機嫌そうに奪われた煙草を睨む葵にウインクする。
「若いうちからハマんない方がいいわー」
鼻で笑われる。
裸のまま寄り添って。
汗が引いても寒さなんて感じない。
むしろ体の底がずっと発熱しているみたいな。
そんな感覚。
「手、貸して」
徐に葵がそう言って手を握る。
感触を確かめるように。
ふにふにと押して。
「くすぐったいんだけどぉ」