この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私を見て
第4章 甘い時間と罪の味
あの体育祭のあと。
辻くんのクラスは隣だから、廊下で見掛けることが多々あった。
その度顔が赤くなって大変だった。
困ってたから助けてくれたんだから。
変に意識しちゃダメ。
そう言い聞かせて、そのまま中学を卒業した。
みんなの流れに乗って彼氏を作っても、私には向いてなくて結局別れて。
バイト先に辻くんが来た時はびっくりした。
それよりも、隣に彼女が居た。
そんな2人を見るのはツラいのに、私のエリアに座るから。注文聞いて、料理だって提供しなきゃいけない。
何故か目がウルウルしてきて。
でも、仕事中、刺さる位の視線があって。
それは逃げても追って来て。
週1ペースでやって来て。
いつも来る視線が怖かったの。
お願い、見ないで。って思ってたけど。
本当は嬉しかったの。
でも、私はバイトも辞めて、高校を卒業して。
今の学科で、彼氏と出会ったんだ。
辻くんのクラスは隣だから、廊下で見掛けることが多々あった。
その度顔が赤くなって大変だった。
困ってたから助けてくれたんだから。
変に意識しちゃダメ。
そう言い聞かせて、そのまま中学を卒業した。
みんなの流れに乗って彼氏を作っても、私には向いてなくて結局別れて。
バイト先に辻くんが来た時はびっくりした。
それよりも、隣に彼女が居た。
そんな2人を見るのはツラいのに、私のエリアに座るから。注文聞いて、料理だって提供しなきゃいけない。
何故か目がウルウルしてきて。
でも、仕事中、刺さる位の視線があって。
それは逃げても追って来て。
週1ペースでやって来て。
いつも来る視線が怖かったの。
お願い、見ないで。って思ってたけど。
本当は嬉しかったの。
でも、私はバイトも辞めて、高校を卒業して。
今の学科で、彼氏と出会ったんだ。