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真珠浪漫物語
第18章 夜啼鳥 -ナイチンゲール-
「…そして、このままお姉様が当麻様のもとにいかれたらどうしよう…て…」
その時のことを思い出したのか、梨央は再び涙を溢れさせた。
「…どこにもいかないよ。私はずっと梨央の側にいる…だって…私が一番愛しているのは梨央だから…」
梨央の清らかで美しい顔を自分の方に向けさせる。
長い睫毛に透明な水晶のような涙が絡まっている。
…無垢で清らかで誰よりも美しい私の妹…。
貴方は分かっているのだろうか。
いかに私が貴方に浄化させられたか…。
いかに私が貴方に温めてもらえたのか…。
梨央の綺麗な額にそっとキスをする。
「私ね…、さっき望己さんの顔を見て、この人のこと大好きだったな…て思っていたの。…過去形だったの…。だから今は望己さんのことはもう美しくてちょっぴり切ない想い出…。もう想い出に変わってしまったの…。
貴方に出逢ったから…」
綾香の瞳の中に梨央がいる。
梨央はその桜の花びらのような可憐な唇を震わせ、綾香にキスを求めた。
梨央の唇は柔らかく、しっとりと吸い付くように綾香の唇を受け入れた。
「…お姉様…んん…っ…」
甘い喘ぎ声を上げるわりにはまだまだキスにも慣れない梨央が愛おしい。
梨央の唇は震えている。
綾香は両手で梨央の顔を包み込み、そんな唇を荒々しく犯す。
綾香の舌は梨央の傷つきやすい花びらのような唇を大胆に押し開き、真珠のように白く整った歯列を割り、熱く滑らかな舌を絡ませる。
梨央の舌は最初はおずおずと、次第に綾香のリードに合わせてしなやかに絡み、口内は甘い蜜で溢れる。
「…んっ…あ…ああ…は…あ…っ…お姉様…あ…」
鼻にかかった切ない声を漏らし出す。
綾香は白いネグリジェの釦をゆっくり焦らすように外し出す。
白い透き通るような小さな乳房が露わになる。
綾香の愛撫への期待からか、梨央の可憐な桜桃のような乳暈は立ち上がり、硬くなっている。
乳房に触れ、ゆっくり優しく愛撫を始める。
「…ああ…はあ…っ…んっ…」
梨央が身悶えしながら、綾香に縋り付く。
「…私も…おねえさまの…さわりたい…」
喘ぐように呟く。
「…さわって…梨央…」
綾香の許しが出ると子犬が母犬の乳を求めるように一途に、釦を外す間ももどかし気にその白く華奢な手を綾香の豊かな乳房に伸ばす。


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