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第18章 夜啼鳥 －ナイチンゲール－

綾香は広い寝台の上に押し倒し、わざと子供扱いするように
「…小さな胸が嫌なの？梨央？」
と甘く囁く。
「…嫌…。お姉様みたいに大きな胸になりたい…梨央はお姉様の胸が大好き…」
梨央が再びキスをねだる。
「…梨央の胸、小さくて可愛いのに…」
綾香は梨央の唇を奪い、口内を甘く次第に激しく蹂躙する。
感じやすい梨央はキスだけで昂まり、次第に甘い声をあげはじめる。
「…んんっ…は…あ…っ…」
綾香はキスを繰り返しながら、梨央のネグリジェの釦を全て外し、するりと脱がせてしまう。
恥ずかしがる梨央の腕を抑えつけ、舌で転がすように熟れ始めた薄紅色の乳暈を愛撫する。
抵抗できない羞恥感が梨央の快感を更に高める。
「…梨央のここも、美味しい…」
耳元で囁くと、梨央の美しい耳朶が桜貝のように綺麗に染まる。

梨央の可憐な初々しさは、何度奪っても変わることがない。いつまでも処女のような清潔感が漂う梨央に、綾香は自分の中の獣性を感じずにはいられない。
梨央をめちゃくちゃに犯して啼かせてみたいという加虐性。
梨央のいたいけで儚げな反応はそれを否が応でも引き出してしまうのだ。

綾香は梨央に甘く囁く。
「…ねえ、梨央…今日は少し、梨央を苛めていい…？」
梨央は素直に頷く。
「…お姉様がなさることならなんでも…梨央は嬉しい…」
「ありがとう…。じゃあ梨央、自分で下着を脱いで…」
優しく命じる。
梨央の瞳が驚いたように見開かれ、枕に顔を背けて首を振る。
「…や…はずかし…」
そんな梨央をわざと冷たく突き放す。
「なんでもするんじゃなかったの？」
澄んだ瞳がしっとりと潤む。
羞恥に手を震わせながら、美しい指が絹の小さな下着をそっと下ろす。
太腿を捩り、脚をぎゅっと閉じようとするのを綾香は
「…見せて…」
両脚を抑えてしまう。
「…いや…明るい…から…」
「見せて…梨央…梨央の身体は全て見たいの…だって全部、私のものでしょう？」
梨央は涙ぐみながら頷く。
けれど恥ずかしさに堪えられずに両手で顔を覆ってしまった。
「…脚を開いて…」
「…は…い…お姉様…」
息も絶え絶えになりながら、梨央は脚をゆっくり開く。
何度も性交しているのに、初めてのような反応をする梨央が愛おしい。
梨央の花園も…何度荒らしても…慎み深く、密やかに閉じられていた。
綾香は太腿にキスを落としながら、梨央の花園に近づいてゆく。