この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真珠浪漫物語
第8章 メタモルフォーゼ
綾香は梨央を見た。
梨央は艶やかな黒髪を高い位置で結い上げ、垂らした髪を綺麗にカールしている。結い上げた髪の根元には可憐なマーガレットの花が飾られている。
どうやら梨央は宝石よりも花を飾るのが好きなようだ。
瑞々しい花は楚々とした梨央に良く似合っていた。
ドレスはベビーピンクのロングドレス。
プリンセス袖はシースルーで、ハイウエストで切り替えがあり、濃いピンクのリボンで結ばれていて大変に愛らしい。
綾香は梨央の頭を撫でる。
梨央は綾香に触れられると蕩けるような表情になる。
それが愛しくて綾香は梨央の額と額を合わせた。
「梨央もとても可愛いよ。お伽話のお姫様みたい」
梨央は恥じらうように笑う。
紅潮した頬は薔薇色だ。
「ありがとうございます。さあ、お姉様、まいりましょう」
梨央は綾香の手を大切そうに握りしめ、部屋のドアを開けた。
梨央は艶やかな黒髪を高い位置で結い上げ、垂らした髪を綺麗にカールしている。結い上げた髪の根元には可憐なマーガレットの花が飾られている。
どうやら梨央は宝石よりも花を飾るのが好きなようだ。
瑞々しい花は楚々とした梨央に良く似合っていた。
ドレスはベビーピンクのロングドレス。
プリンセス袖はシースルーで、ハイウエストで切り替えがあり、濃いピンクのリボンで結ばれていて大変に愛らしい。
綾香は梨央の頭を撫でる。
梨央は綾香に触れられると蕩けるような表情になる。
それが愛しくて綾香は梨央の額と額を合わせた。
「梨央もとても可愛いよ。お伽話のお姫様みたい」
梨央は恥じらうように笑う。
紅潮した頬は薔薇色だ。
「ありがとうございます。さあ、お姉様、まいりましょう」
梨央は綾香の手を大切そうに握りしめ、部屋のドアを開けた。