この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
帝警備淫夢譚
第12章 城田美和、秘密特訓に励む
会社に戻ろうとした私に馬場さんが言う。

「美和ちゃんは調査員じゃないんだってな。なかなか良い筋をしてるように思ったんだが」

「そうなんですよー最近まで銀行のOLでした」

「ふーん、そうか。それで、調査員になりたいのか?」

「そうですね。でも松葉さんは難しいって」

「まあ、正規ルートではなあ。けど、俺の訓練を受けたって言えば、有田はビビって調査員にしちゃうかもな」

「…えー、でも松葉さんに、馬場さんに気を付けるように言われてるんですけど!」

「あの野郎…あいつは美和ちゃんが俺に惚れると困るからワケの分からんことを言ったんだ。美和ちゃん、ちょっとこの椅子座ってみ」

「変なことしないで下さいよ」

「しないしない。高度なイメージトレーニングだよ。頭の中で実戦経験を積むわけよ。睡眠学習みたいなもんだ。寝ながら貴重な実戦経験を繰り返せば、これ以上ないトレーニングになる。すごいだろ!」

よく分からないけど、椅子に座るだけなら大丈夫かな。それに松葉さんもすぐに帰ってくるみたいだし…何より訓練というのに興味がある。格闘も実戦だったら良い経験になるよね。

「深く腰掛けて。興奮して椅子から落ちたら怪我するからねえ」

興奮?興奮ってなんだろ?

馬場さんが私の顔の前に手のひらを掲げた途端。

意識が飛ぶ。
/76ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ