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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第16章 お揃い

私のアンクレットをアズに渡すと、今度はアズが私をベッドに座らせた。
アズが、私の服を脱がしていく。
あっというまに裸にされてしまった私の足をアズが掴む。
さっき私がしたように、足にアズがキスをして、舌で足首をペロッと舐めた。
「んっ…はぁっ…。」
くすぐったいような刺激に思わず声が出てしまった。
そんな私を優しく見つめてアズが私の足にお揃いのアンクレットを付けてくれた。
「裸にアンクレットって、何かエロイね。それに…すごく綺麗だ。サラの白い肌に赤い石がすごく合う。」
足に付けたアンクレットを触りながら、アズが微笑む。
「アズもすごくセクシーだし、似合ってるよ。」
「お揃いっていいね。何か離れてても、繋がってる気がする。これで会えない日の寂しさも、少し減るかも…。」
私の唇にチュッと軽くキスをしたアズが、上着をバサッと脱いだ。
小麦色の綺麗な肌が瞳に入って、ドキドキが止まらない。
そんな私に気付いたアズが、右の口角を上げて、イタズラに笑う。
「俺に抱かれたくなった?」
いつも甘く優しいアズが、たまに見せる俺様系な部分。
そんなアズのオスの部分を見るたび、私の心はどんどんアズに持っていかれる。
「お互いこのアンクレットで繋がれて、もう離れられない。俺達は、ずっと一緒だ。」
呪文のように甘く甘く囁かれたその言葉。
私はすでに、アズから離れられなくなっているよ…。
アンクレットは足枷のように、私達を繋いでいるんだから…。

