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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第16章 お揃い

舌で舐められ、時折甘噛みされる。

本当はもっと強く噛まれてもいいんだけど…。

痕が残る事は出来ないのだけど、今激しくアズを求めている体は、強い刺激を求めて止まない。


「サラ…サラ…!」


アズの声はいつも以上に掠れていて、呼吸もあがっている。

明らかにアズもいつもより興奮して、私を求めているのがわかる。

でも、乱暴にならないように、いつものように優しく私に触れるアズ。

気持ちを抑えるのも大変なはず…。

我慢をさせてしまっているようで、申し訳ない気持ちにもなるし、思うまま感情のままに、アズに抱かれたい気持ちもある。


「アズ…。我慢しないで…。思いのままに抱いて…。私もアズに激しく抱かれたい…。アズを思い切り感じたいの…!」


そう言った私の顔を見てアズがハァーと深く息を吐いて、私の頬にチュッと唇を付けた。


「もう…サラは、そうやってすぐに俺を煽るんだから…。でも…そう言ってくれて嬉しいよ。ありがとう。たくさん、愛してあげるよ!」

「アズ…たくさん愛して…。」

「ほんと、サラは悪い子だね。こんなに俺を夢中にさせてさ。」


優しく笑ったアズの瞳が、急に強い光を帯びて、アズがオスの顔を見せる。


「サラ…覚悟しろよ!」


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