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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第16章 お揃い

「あぁぁ!アズ…だめぇ…。」
アズが突然舐めていたはずの胸の先端を、歯で挟んで噛んだ。
結構強い力で噛まれて、涙が滲む。
でも…
でも…
気持ちいい…。
「サラ!愛してるんだ…。すごく、愛してる。君じゃなきゃ、ダメなんだ…。」
苦しそうに、そう呟いたアズが、さらに強くそこに噛みついた。
この痛みはアズの心の痛みと同じ。
そう感じるくらいのアズの心からの叫び。
痛いくらいに感じるアズからの愛。
きっと今与えられてるこんな痛みなんて、比じゃないくらい。
でも、貴方から離れられない。
わかってるの。
貴方を苦しめてしまうって…。
でも、貴方を愛してる。
私も貴方じゃなきゃダメなの…。
貴方を失いたくないの…。
貴方のそばにいたいの…。

