この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第21章 甘い5日間

「サラ?部屋の温度暑い?それともまた、熱でもあるの?」
私の顔を覗きこんで、優しく私の頬に触れる。
「んー?ちょっと熱いか?」
おでこをくっつけるアズ。
アズの顔が近くて、アズの息が頬にあたって余計にドキドキする。
近くで見るアズの顔は、相変わらず格好いいし…。
もう、余計にドキドキしちゃうよー。
「サラ?ちょっと部屋の温度下げる?暑い?」
「ううん。大丈夫。暑くないよ。」
「そう?顔紅いけど…。」
ジッと見つめるアズの瞳を恥ずかしくて見れない。
フイッと顔をそむけると、アズが私の頬を両手で挟み、自分の方へ向かせた。
真っ直ぐ見つめるアズの瞳がキラキラしていて、その瞳の中に私が映っている。
頬に触れたまま親指を私の顎にかけて、クイッとあげられる。
至近距離の顔と顔。
恥ずかしくて仕方ないのに、アズは私の頬や耳に優しくキスしていく。
アズの優しい唇の感触が心地良くて、瞳を閉じた。

