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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第21章 甘い5日間

「サラ?部屋の温度暑い?それともまた、熱でもあるの?」

私の顔を覗きこんで、優しく私の頬に触れる。


「んー?ちょっと熱いか?」


おでこをくっつけるアズ。

アズの顔が近くて、アズの息が頬にあたって余計にドキドキする。

近くで見るアズの顔は、相変わらず格好いいし…。

もう、余計にドキドキしちゃうよー。


「サラ?ちょっと部屋の温度下げる?暑い?」

「ううん。大丈夫。暑くないよ。」

「そう?顔紅いけど…。」


ジッと見つめるアズの瞳を恥ずかしくて見れない。

フイッと顔をそむけると、アズが私の頬を両手で挟み、自分の方へ向かせた。

真っ直ぐ見つめるアズの瞳がキラキラしていて、その瞳の中に私が映っている。

頬に触れたまま親指を私の顎にかけて、クイッとあげられる。

至近距離の顔と顔。

恥ずかしくて仕方ないのに、アズは私の頬や耳に優しくキスしていく。

アズの優しい唇の感触が心地良くて、瞳を閉じた。


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