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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第21章 甘い5日間

もっとキスが欲しくて、アズの首に腕を回し、体を密着させる。
おねだりするように、アズを見つめると、アズがギュッと抱き締めた。
「サラ…5日間もあるから、そんなに焦らなくても大丈夫だよ。たくさん愛してあげるから。今日はゆっくり休もう。」
「アズ…。」
「ん?たくさん時間はあるよ。まずは元気にならないと…。」
そう言ったアズが私の耳元に唇を近付けた。
アズが掠れたハスキーな声で、小さく囁いた。
「早く体力つけて!じゃないと、サラを抱けないから。ねっ!」
体を離してアズを見ると、アズがパチンとウインクをした。
「もう…アズったら…。」
「ふふっ。体力戻ったら覚悟してね。サラがもういらないって言うくらい、抱いてあげるよ。」
「アズ…好き。」
「わかってる!俺も好きだよ。とりあえず、今はゆっくりおやすみっ!」
「うん、ありがと。」
ソファーに私の体を横にしてくれて、アズがタオルケットをかけてくれた。

