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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第22章 強まる絆
私を見つめるアズの瞳は、吸い込まれそうな程に、キラキラと輝いていて、さっきのセリフが嘘でない事は、一目瞭然だった。

アズのセリフは、まるでプロポーズのように、真剣に私の胸に響いてきた。

私の返事を待つアズの視線は、私からいつまでも離れない。

簡単に出していい答えではない事はわかっている。

でも…。

私の中に答えは1つしかなかった。


「私もアズと、このまま一緒に暮らしたい。」

「サラ…ありがとう。ちゃんと、俺が責任とるから。」

「うん!二人で一緒に乗り越えていこう。」

「ゆっくり二人の未来を、考えていこうな。」

「うん…。」


アズの腕が私の肩に回り、私はアズの肩に頭を乗せた。

穏やかに光る海の揺らめきを見ながら、アズと二人これからの未来を思う。

涼にちゃんと伝えなきゃ。

そして、私もしっかりしなくちゃ。

アズにいつも助けられている。

私の事はしっかり自分でしなくちゃ…。

アズ…ありがとう。

貴方の一言で、私も一歩踏み出せそうだよ…。


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