この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第25章 負けない思い

いつの間にか、煙草の吸殻が増えていく。
以前より煙草の本数も減ってたんだが、最近はまた吸う本数が増えた。
サラと会えない日々が、ストレスになっているんだ…。
サラがいないと、どうしようもないな、俺…。
いつからこんなに、サラがいないと駄目になってしまったんだろう。
こんな弱い奴じゃなかったのになぁ…。
サラに出逢ってから、変わったと自分でも思う。
昔からこんな感じなら、離婚なんてしなかったのかな。
でも、離婚したからこそ、サラに出逢えたんだから、そこは良しとしようかな。
それにサラを愛してる自分自身も俺は好きだな…。
そんな事を考えながら、サラの帰りを待った。
サラ…。
君が俺を変えてくれたんだ。
君の存在が俺の人生にまた、夢を与えてくれてるんだよ。

