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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第26章 愛し合う二人

アズの手が何度も私の頬を優しく撫でる。

その手の感触も気持ち良くて、私はアズの手に自分の手を重ねて、瞳を閉じた。

もう片方の手で、私の横髪を耳にかけて、アズが優しく囁く。


「サラ、愛してるよ。」


そう言ったアズの唇が、私の唇に優しく触れた。

ただ優しく触れるだけのキスが続いて、いつものような熱いキスが欲しくなってくる。

自分からアズの唇に自分の唇を近付けると、アズがふふっと笑った。


「サラ、もっと欲しいって顔してる。」

「んっ…アズ…もっとぉ…。」

「可愛い…。そんなに俺を煽らないで。止まらなくなっちゃうよ…。」

「止めなくていいから。アズ…もっと激しくして…。」

「はぁっ…サラ、人の気も知らないで…。」


次の瞬間、私はアズにお姫様抱っこされた。


「ベッドまで運んであげる。ちゃんと俺につかまっててね。」


アズの首に腕を回して、私はベッドルームまで、お姫様抱っこで連れていかれた。


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