この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第7章 迷い

その日の夕方にアズから、メールと電話が来たけど、私は返信しなかった。
明日はまた、アズお店に来る日かな…?
いつまでも、無視するわけにはいかないってわかってた。
ちゃんと結婚してる事を伝えないといけないと。
でも言えない自分がいた。
言ったら、アズがもう好きだと言ってくれないと思ったから。
そう、私はズルイ女だ。
そんなズルイ女で、本当にいいの?
自分に問いかけてみる。
何度か、かかってきたアズからの履歴を見ながら、アズとはちゃんと話さないといけないと思った。
今なら、まだ引き返せる。
そう思ったから…。

