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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第8章 動物園

外出する時だけ付けるお気に入りの香水を身にまとい、鏡でもう一度髪や化粧をチェックして家を出る。

もうこの頃には、アズの事で頭がいっぱいで、旦那さんへの罪悪感等は、なくなっていた。

マンションのエレベーターの中。

変わる数字をジッと見ながら、早くその数字が1に変わるのを待つ。


早くアズに会いたい。

今日のアズは、どんな感じなんだろう?


そんな事を思いながら、エレベーターを降りて、マンションを出る。

少し歩くと前回別れたその場所に、アズの赤い車が見えた。

小走りにその車に近付くと、アズが窓から顔を出した。


「アハハ。サラ、そんなに焦んなくて平気だからっ。」

「焦ってないもん。」

「焦ってたよー。早く俺に会いたかったんでしょ?」


ドキン…。


自信あり気な表情で、アズが言う。

そんな勝ち気なアズに、また私はドキドキしてしまう。

私、完全にアズに惚れちゃってるな…。

自覚したら、何だか余計に恥ずかしくなってきちゃった…。

そんな私の気持ちを煽るように、車の中からアズが優しく微笑んで、私に言った。


「早くおいで…。」


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