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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第9章 繋がる体

チラッとアズを見ると、私の視線に気付いたアズが、優しく微笑んで、私の手に自分の手を重ねた。
この後この手が、きっと私の色々な所を触るんだ…。
そんな事を考えてしまい、一人赤面してしまう。
そんな私を見てアズがクスッと笑った。
同じ年なのに、何か余裕なその態度が気に入らない。
私だって、余裕なんだからね!
って言ってやりたかったけど、無理だった。
やっぱり私は、初体験の時の様に緊張している。
握られた手から、緊張が伝わらないように、出来るだけ涼しい顔をしていた。
「どこがいい?」
アズの声に周りを見渡すと、そこはラブホテル街。
たくさんの種類のホテルが並んでいる。
「今って色んなタイプのホテルがあるんだね。」
「そうだね…。」

