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声を忘れた歌姫 ~ トラワレノ キミ ~
第3章 話してごらん

リリアが口付けを返す。

スミヤはその柔らかな感触を受け止めて、彼女の首の後ろに手を添えた。

リリアの手は今も彼の手をしっかりと握ったまま…自身の胸に押し付けられていた。


《 スミヤ様…ッ… 》


唇に隙間ができる。

けれどスミヤは舌を出さない。

互いの唇は角度を変えてくっついて、離れていく。



「また…明日も、会いに来るよ」



冷たい涙を味わう彼の口許は──


満足そうに、微笑んでいた。











───…






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