この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
びっちカノジョ 【2期目】
第5章 Scene.04
 
「と、とにかく…どうすればぁぁぁっ」

「叫ぶ余裕があるならもっ……あっ…アッチよぉっ」

 ふと見えた景色に指差す。

「もう、分かったっスよぉっ」

 考える事を放棄したヤスは、指差した方へと走り出す。

 その数十メートル後ろには、色んな種類のモンスターの群れ。

 もはや、数えるのもバカらしくなるくらいの大群。

「ああいうのってぇ、違う種族で群れるモンなのぉ?」

「普通有り得ないっスよぉっ。って、そんな事話してる場合じゃぁぁぁっ」

「きゃあっ」

 更にスピードを上げたヤスに慌ててしがみつく。

 何気に汗を掻いてないのが不思議だったりするけど、そんな事を気にしてる場合じゃなかった。

「ほ、ホントに、大丈夫なんスかねぇぇぇっ」

「分からないけど…行くのよぉぉぉっ」

「はいぃぃぃっスっ」

 アタシが指差したのは、今にも崩れそうな掘っ立て小屋だった。

 バターンっとけたたましく音を立て、扉を開けて中へと転がり込む。

 アタシをそっと床に下ろして、慌てて扉を閉めるヤス。

「あれ?」

「あら…アンタたち………」

「…げっ………」
/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ