この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
びっちカノジョ 【2期目】
第6章 Scene.05
キュッと括れたウエストの方から、‘くぅぅぅ’と音がした。
そう言えば、何も食べてない。
ヤスとズコバコハメまくってから、どれくらい経ったのかも分からない。
満たされない空腹感。
食べ物を摂っても、満たされるのは数時間。
ヤスみたいな他人種の精液をナカ出しされれば、それよりは長く持つ事は分かってる。
キョロキョロ辺りを見回す。
陽射しの下にあるのは、綺麗な川と木々の緑色。
アタシ以外に動く物が見当たらない。
‘くぅぅぅ’と鳴るお腹。
膝を折り曲げて川面を覗き込む。
魚の姿なんて無かった。
細面でやや垂れ目で、唇の左側の口元にホクロがある、肩まで伸びたピンク髪のスケベオンナの顔しか映ってなかった。
「…まぁ……居たところで……アタシに獲れる訳ないんだけど………」
運動神経も反射神経もダメダメなのは認める。
体力も無い。
えっちの時は別だけど。
えっちなテクニックならお任せなのに、この場面じゃ使いようが無い。
「アタシって………単なるヤリマンビッチな…だけだよねぇ………」
今更ながらに思ったりなんかする。