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びっちカノジョ 【2期目】
第9章 Scene.08
 
「あっ、やっと見つけ……うべっ?!」

 見慣れた顔だった。

「お、驚かせた罰だからねっ」

 一安心しちゃったからなのか、思わずぴんちゃんを投げてしまった。

 そしたら、見事にヤスの顔にヒット。

 ぴんちゃんも分かってるのか、ヤスの顔を覆うように体を広げてくれてる。

「ふごっ?! ふごごごぉっ?!」

 何言ってんのかさっぱり分からない。

「ちょ、ちょっとぉっ。なんて事するのよっ」

 とんがり帽子に裸マントのちびっ子が叫ぶ。

「………次にそう思ったら………」

「あ………」

 アカネに会うのも久し振りな感じでうっかり忘れてた。

 鋭い目力に思わず腰が引けちゃう。

「いやぁ…久々だったから………ね?」

 両腕を伸ばせば、ヤスの顔面から剥がれたぴんちゃんがぽよんぽよん跳ねながら乗っかってくる。

「…妙に懐いてるじゃない」

「アタシにも分かんないんだけどね」

 ぴんちゃんに関しては、最早普通のスライムじゃないってのは理解してたつもりだけど、ここまで意思が伝わるとは思ってなかった。
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