この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
びっちカノジョ 【2期目】
第10章 Scene.09
 
「………何で居るのよ………」

 ジト目で見上げる。

「グフッ…」

 いつの間に追い付いた。

 他の三人は離れていたから安心してたらコイツが居た。

「グフッ…やっと見付けたべ」

 そりゃ、二メートル越えのムキムキオークが睨みを利かしてれば、チャラい男なんて逃げるに決まってる。

「アンタ…森に帰ったんじゃないの?」

 久々に人間相手の酒池肉林に溺れられると思ったのに。

「グフッ…置いてくなんて酷いべ」

「着いてくる気だったのっ?!」

「大人しく森に帰るッスよ」

 いつの間にか近くに居たアカネとヤス。

 ぴんちゃんはオークの太い脚にぽよんぽよんと体当たりをしている。

 モンスター枠の危うさを感じての行為かもしれないけど、余りにも体格差が有り過ぎてオークはびくともしてない。

「こんなトコ居て討伐されんじゃないの?」

 小さいながら素早いぴんちゃんは兎も角、やたら大きくて目立つオークなんて、さっきの戦士とかにやられちゃいそうだけど。

「あぁ、それなら………」

 何故かオークの代わりに口を出してきたシュウの言葉に辺りを見回した。
/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ