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第10章 Scene.09

　
「グフッ…これはこっちだべ………。おっと、それはこっちだべよ」

「おい、何とかしろッス」

　よりによってオークじゃ無くてアッシとか。

　しかも、当のオークは教えても無いのに、スライムと分別を始めてきっちり分けてるッス。

「いくらアタシが魅力的だからって、アジトには連れて行かないでぇっ」

　こっちはこっちで妄想がかっ飛んでるッス。

「こ、此処でならいくらでもシていいからぁっ」

　しかもいきなりビキニアーマーを脱ぎだす始末。

　元々胸と股間しか隠れてなかったッスから、止める暇も無くすっぽんぽんなんスけど。

「ちゃ、ちゃんと避妊…しなさいよっ」

　イヤイヤイヤ。

　女をオモチャにしようとしてるのに、女の体を気遣う山賊が何処に居るッスか。

　そもそもアッシにそんな気も起きないッスけど。

「もう…普通のエッチじゃ満足できない体にされちゃうのねぇっ」

　胸とアソコを隠しながら妄想全開のようッス。

　アッシはちっとも反応してないんですけど。

「………って、おい?!」

「は、はいぃっ？」