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テルムの王都~シンシアの場合~
第4章 オリエントからの使節団
あたし、シンシアはエスから夜伽を聴かされる。

「ああ。

羨ましい···」とあたし。


「え。どうしてですか??」と驚くエス。
「だって、時の権力者の懐刀じゃない??
イケメンと金だ。。

あたしにはそれほどくれないのに···」

哀れんだようにエスがあたしを見た。

「シンシアさんはバカ??」エスの発言である。
「自信持てない」とあたし。

というわけで、ミューに相談する。

「それよりオリエント諸国からの使節団もこちらに来ていますのよ」
夜に訪ねたのが良くないらしい。

快楽の館。

ダークムーン。。

「宿ぐらいは貸してあげるから」

こういうときの親友って。
ホントに涙出る。

「ありがとう」「いいから。
魔術学院の天文学者を奥の部屋へ」とミュー。

エルが案内してくれる。

着替えるとそのまま眠る···
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