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明治鬼恋慕
第14章 決別

焔来は小屋から飛び出した。

昨夜まで吹雪いていた外は、一転してしんと静まり返っている。

“ どこに行った…! ”

厚く積もった雪には足跡が残っていた。

足跡は真っ直ぐ小屋から離れ、傾斜を左手に登っている。

これを追えばリュウがいるのだ。けれど…


「──…っ」


俺は…追うべきなのだろうか。

焔来の中に迷いが生まれた。


どうして迷いが生まれるのか

その理由は恐らくわかっているが


「…っ…くそ!」


焔来はそれを認めるわけにいかなかった。


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