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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第11章 睡眠姦 編 3-1  
加奈は、裸になって鏡越しに自分の身体をしげしげと見つめウットリしてくると、身体の疼きを感じながらローションを手にベッドへ座り込んだ。

いつもの様に首筋から塗り始めるが、その時点でもう普段の身体とは違うことを意識した。
項から感じるゾクゾクした波が背中に広がって、加奈は息を呑んだ。

あぁっ・・・はぁ・・・んんっ・・・

まだまだ我慢できる範囲内の気持ちよさでも、くすぐったいのとは違う身体の中に響くような刺激に、小さな不安と大きな好奇心の混じった感情が湧いてきた。

項でこんな気持ちになるなんて・・・これからどうなっちゃうの・・・

講義を休んでいることも忘れて、加奈はローションを塗リ続ける。
手首から肩に向かって手を滑らせると、二の腕の外側や内側からも、項と同じ刺激が肩や背中に向かって行く。

んっ ああっあっ・・・気持ちいい・・・

二の腕から脇、鎖骨の辺りまではまだ感じる余裕があった加奈だったが、そのつもりで胸を触って声を上げてしまう。

「きゃっ あっ あん・・・」

今までとは違うレベルの刺激に思わず手を引っ込めてしまったが、ローションを塗り直した手を再び胸の膨らみに持っていった。
両手で下から上に何回も揉みあげる。いつもより張っている感じがする膨らみから、加奈の指を押し返している気がするくらいの弾力を感じる。
強い刺激に声を上げていても、その感触に加奈はひそかに満足感も感じていた。

私の胸・・・気持ちいい・・・んんっ・・・だめ、感じすぎちゃう・・・

シャワーを浴びる前にイッタばかりなのに、と頭に浮かんだ罪悪感を否定する様に強く揉んでいく。
ローションが加奈の体温で温められて甘い香りが強く部屋に漂い出した。
胸への刺激と香りで興奮が更に高まり、はぁはぁと喘ぎながら加奈はパタンと後ろに倒れ、それでも胸から手を離さなかった。

硬くなり始めた乳首を親指と人差し指で摘まむと、優しく指の腹で擦りあげる。

いつもより・・・感じちゃう・・・止められないよぅ・・・

「んんっ くうぅ・・・ああっ んんっ あっあっあっ・・・」

指先で軽く弾くだけで、しなやかに揺れて更に硬くなっていく乳首を、何度も弾いてしまう。
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