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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第4章 凌辱編 1-1
校長が言った英玲奈の格好とは、白地に可愛い花柄
が舞っているノースリーブのミニワンピースで、
スタイルの良さが引き立つように、どの部分も身体
にピッタリとフィットしているものだった。

特にウェストの細さが目立っている。キュッと絞ら
れていて、強く抱いたら折れてしまいそうだった。

そこから、まだ未発達だが形のよさそうなお尻を想
像させている、短いスカートの後ろ側の膨らみを通
り、スッと伸びた膝頭の出ていない綺麗な生脚のラ
インは、人目を引き付けるには十分過ぎるアピール
が出来るレベルだ。

また、大人の女性の様な豊かな膨らみではないが、
これからが十分期待できそうな二つの膨らみの形も
、このワンピースによって強調されていた。

さらに、膨らみの傍にある剥き出しの、白くて、
触るとスベスベしていそうな二の腕の肌の眩しさが
、その肌とつながっている膨らみの美しさを想像さ
せた。


「そんな男の目を引くことが目的のような服を着て
いるから、万引きすることにも抵抗がなくなるんだ
よ」

だんだん言い方がきつくなってきている校長に、少
女は少しずつ気圧され始めていた。

「ふ 服は関係なくて・・・本当に私は覚えて無く
て・・・だから・・・あの」
「校長先生。この子が、100%罪を認めないなら
私はこのまま警察に連れて行こうと思います 」

英玲奈の言葉を遮って警備員は告げると、いきなり
右手を握り退出するそぶりを見せた。

突然の事に驚き、イヤ イヤをして身体を後ろに引
き抵抗する英玲奈。

教頭がちょっと待ってください、と言って間に割っ
て入ってきた。冷静な声だった。

「もう少し話し合いをさせてください。警察に通報
されたら、この子が罪を償うだけでは済まないこと
を、よく話してみますから」

警備員をなだめてから、英玲奈の華奢な両肩に優し
く手を置き、諭すように言った。

「君が普段はまじめな生徒なのは良く分かっている
ただ、魔が差しただけなんだよ。
君もご両親もそして姉の美緒さんの為にも、今は
これからの事を、ちゃんと考えて行動しないとね」

教頭の落ち着いた話し方を聞いて、英玲奈も少しは
落ち着いてきたようだった。

「わかるね?これからの君の行動で警備員さんに
納得してもらい、なんとか許してもらうんだよ。
私たちも協力するからね」
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