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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
「やめろよ!感触が薄れるだろ!・・・琢磨もよせってば!」

2人に何度も背中を撫でまわされて、心愛の胸の感触はすっかり無くなってしまった。

「さあ、女子が来る前に色々と準備があるから急ごうか!」
「OK!」

「あぁ・・・感触が・・・」

満足そうな琢磨と俊に急かされる様にして、落ち込んでいる京一も海岸へ向かって行く。


遠浅で波も静かなことで有名なこの海水浴場。今日はお昼前後には何度まで温度が上がるのか心配なくらい、朝から暑くなっていることもあって、この時間から随分賑わっている。
4軒ある海の家を琢磨はあえて使わないで、海岸で過ごすのだという。

「どうして海の家を使わないの?そのほうが気楽だろ?」
「そうすればこんな荷物を持ってこなくても済んだのに」

京一と俊の愚痴に琢磨は指を一本立てて左右に振った。

「わかってないな・・・よし、この辺でいいだろう。ここにテントを張るぞ!、お~!」
「はい、はい・・・」

1人張り切っている琢磨の指示で2人はしぶしぶとテントづくりを手伝った。
他の場所でも、小さなテントを立てているグループがいくつか見られるが、6人が入っても余裕の大きさのテントが徐々に作られていくと、結構視線を集める様になってしまう。
場違いなのでは、と京一と俊は恥ずかしくなっていったが、琢磨は嬉々として作業に没頭している。


「完成だ!いえ~い!」

汗だくになっても1人で盛り上がり、しゃがみ込んでいる2人に強制的にハイタッチを求めてくる。

「よし!次はビーチチェアを調達する!京一手伝ってくれ、俊は留守番だ」
「あいよ・・・」

元気よく海の家に向かって行く琢磨に京一も着いて行く。
残された俊はテントの中を整理し始めた。

「広いな・・・6人が寝ころんで休める位だ。え~とクーラーボックスはここへと。後は何を持ってきたんだ・・・」
琢磨が用意したバックを開けると、救急セット、コットンのタオルケット類、日焼け止め数種類、そして本格的な水鉄砲・・・

「水鉄砲まで!段取りが良い奴だとは思っていたけど、ここまで用意するなんて・・・
面白い奴!」

俊は、この水鉄砲で女の子達と遊ぶ様子を想像してつい、ニヤニヤしてしまう。

むふふ・・・偶然をよそおって胸やお尻に当ててしまおう。きゃーとか言いながら沙紀も満更じゃない笑顔を見せたりして・・・
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