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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
水着の梨乃にしがみ付かれて興奮し始めた琢磨。
その手の動きは徐々に大胆になり、ハッキリと彼女に分かる様に、薄いビキニのショーツ越しにお尻の2つの膨らみを交互に撫で、さらに軽く揉むようになった。

そんな状況に梨乃も完全に酔ってしまい、彼の肩に顔を預け、されるがままでいる意思を示した。
それでも形ばかりの拒否の言葉だけは忘れない。

「あっ 琢磨・・・だめ、だよ。もう・・・」

右手がお尻の割れ目にスッと入った。

「ばっばか!やだってば・・・」

顔を上げずにイヤイヤをすることで、琢磨は手を動かすことは止めてくれたが、そのまま割れ目の中に指は置いたままだった。
指が動かなくても、波が2人の身体をリズムよく揺らし、触れ合っている場所全てで気持ちよさが生まれていく。

琢磨の右太腿がいつのまにか梨乃の両太腿の奥深くまで入り込み、ビキニのショーツ越しに太腿の逞しさを感じる様になってしまった。
身体全体がユラユラと揺れるのに合わせて、お尻の割れ目も秘部もゆっくりと刺激され始める。
まだ午前中のしかも海の中、周りには海水浴客が何人もいる。友達の声も聞こえている。
そんな状況で、今まで許していなかった領域にまでいきなり侵入されてしまい、戸惑うばかりで抵抗は出来ずに受け入れるしかなかった。


「た~くま~! そんなとこまで行って、だいじょ~ぶか~?!」

離れたところから俊の声が聞こえる。

「へ~き!へ~き! こっちに来いよ!」

いやっ!呼ばないで!・・・

梨乃は琢磨の肩を掴んでいる手に力を入れて首を振った。
気持ちよさを感じるように触っているくせに、ここに友達を呼ぼうとしているのが信じられなかった。

「やだっ!」

やっと声に出した抵抗。
それに気付いたのか気付かなかったのか、琢磨は彼女を抱えながら向きを変え、声のした方を向いた。
お尻の割れ目に置かれた手と股間の太腿に力が入れられて、ぐいっと押される。
 
「あっ んんっ・・・」

声が出てしまっても顔を沖に向け、何でもない風を装う。


「イチャイチャしすぎだぞ~!」
「うるせ~!」

どうやら俊たちが、こちらに来ることは無くなったようだ。

「俊と沙紀ちゃんもベッタリくっついているのにな!」

琢磨にそう言われて振り返ると、俊は沙紀を背中に乗せてスイスイとクロールで泳いでいる。
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