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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
沙紀は俊の肩につかまり身体を預けて、キャアキャアと歓声をあげている。
「あいつは水泳が得意だからな」
そう言って笑っている彼の、手と脚の感触がお尻と股間から無くなっていく。
自分の手で彼につかまっているだけになって、下半身はフワフワと海中で漂いだす。
そんな状態が不安で、また自分から脚を絡めていく。
大きく深呼吸をしてから、1度テントに戻りたいの、と梨乃は告げた。
「いいよ、そうしようか」
優し言い方にホッとして、更に自分から身体を彼の背中に密着させた。
「沙紀みたいにして!」
「よし!つかまってろよ!」
背中に梨乃を乗せたまま力強く泳ぎだした琢磨。
思っていたよりも速い。
肩や背中の筋肉が逞しくて、もっと抱き付きたくなる気持ちを我慢した。
遠くで沙紀や心愛たちが手を振っている。
いきなり触られて戸惑ったけど・・・でもこんなこともいい思い出になるんだよね・・・
梨乃も手を振りかえす。
後悔しないように・・・素敵な思い出を沢山作るんだ!・・・
「見て見て!琢磨君凄い!梨乃を載せて泳いでるよ!!」
心愛が歓声をあげて指を差した方向を見て、京一も声を上げた。
「俊も琢磨も水泳が得意だからな・・・俺は苦手なんだ、泳ぐのは・・・」
「私も苦手、っていうか泳げないから。あんなに深そうな所へ行くのは怖くていや」
お互いに同じ様なレベルだね、と再認識して笑いあう。
俊と琢磨たちが彼女を連れて脚が着かないような場所まで行くのを、2人は波打ち際で見ているだけだった。
始めのうちは大胆な水着のおかげで、心愛は恥ずかしさを滲ませていたし、京一としては常に目の前に胸の谷間がチラついたし、更に括れたウェストから腰、太腿へと続くラインが、ビキニショーツのサイドが透明な紐のおかげで、まるで裸の様にも見えてしまい、目を逸らすのに苦労していた。
それでもお互い慣れてくれば、いつもの様に手を繋いで冗談を言い合い、少しずつ打ち解けていく。
膝下の波でも、きゃっきゃっと声を上げてはしゃぐ心愛の姿が可愛い。
それをすぐそばで、しかも水着姿を遠慮なく眺めることが出来て、楽しくないはずがない。
京一は徐々に心愛を海の中へと誘おうとしていた。
脚の着かない所まではいけないが、深さが腰ぐらいまでの所へ行けば、もっと心愛と触れ合えるかも、との下心からだった。
「あいつは水泳が得意だからな」
そう言って笑っている彼の、手と脚の感触がお尻と股間から無くなっていく。
自分の手で彼につかまっているだけになって、下半身はフワフワと海中で漂いだす。
そんな状態が不安で、また自分から脚を絡めていく。
大きく深呼吸をしてから、1度テントに戻りたいの、と梨乃は告げた。
「いいよ、そうしようか」
優し言い方にホッとして、更に自分から身体を彼の背中に密着させた。
「沙紀みたいにして!」
「よし!つかまってろよ!」
背中に梨乃を乗せたまま力強く泳ぎだした琢磨。
思っていたよりも速い。
肩や背中の筋肉が逞しくて、もっと抱き付きたくなる気持ちを我慢した。
遠くで沙紀や心愛たちが手を振っている。
いきなり触られて戸惑ったけど・・・でもこんなこともいい思い出になるんだよね・・・
梨乃も手を振りかえす。
後悔しないように・・・素敵な思い出を沢山作るんだ!・・・
「見て見て!琢磨君凄い!梨乃を載せて泳いでるよ!!」
心愛が歓声をあげて指を差した方向を見て、京一も声を上げた。
「俊も琢磨も水泳が得意だからな・・・俺は苦手なんだ、泳ぐのは・・・」
「私も苦手、っていうか泳げないから。あんなに深そうな所へ行くのは怖くていや」
お互いに同じ様なレベルだね、と再認識して笑いあう。
俊と琢磨たちが彼女を連れて脚が着かないような場所まで行くのを、2人は波打ち際で見ているだけだった。
始めのうちは大胆な水着のおかげで、心愛は恥ずかしさを滲ませていたし、京一としては常に目の前に胸の谷間がチラついたし、更に括れたウェストから腰、太腿へと続くラインが、ビキニショーツのサイドが透明な紐のおかげで、まるで裸の様にも見えてしまい、目を逸らすのに苦労していた。
それでもお互い慣れてくれば、いつもの様に手を繋いで冗談を言い合い、少しずつ打ち解けていく。
膝下の波でも、きゃっきゃっと声を上げてはしゃぐ心愛の姿が可愛い。
それをすぐそばで、しかも水着姿を遠慮なく眺めることが出来て、楽しくないはずがない。
京一は徐々に心愛を海の中へと誘おうとしていた。
脚の着かない所まではいけないが、深さが腰ぐらいまでの所へ行けば、もっと心愛と触れ合えるかも、との下心からだった。