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第12章 イチャラブ　編　１－１

「ねえ、京一君。それ取ってくれる？」

沙紀は調味料を取ってくれるように、京一に声をかける。
おう、と返事をして差し出してくれた彼の手から受け取る時に、沙紀は椅子から腰を浮かせ、前かがみで受け取った。

「ありがと・・・」

落ち着いた声と両手で京一の手を包むように受け取る仕草に、琢磨と俊は目を丸くする。
しかし京一は別の意味で目を丸くし、別の場所に目が釘付けになった。

前かがみの姿勢になり、沙紀のビキニのトップはより胸の膨らみを露出するように下にずれる。
オフショルダータイプだから肩から胸の膨らみまでが、まるでヌードの様な状態で京一の目の前に迫ってくる。
胸の先端までは見えないが、正面から見るよりはずっと露出する面積は広い。
２つの綺麗な形の白い肌の膨らみ。更に谷間にかいている汗がよりセクシーさを演出していた。

まるでグラビアモデルの様なポーズに、おもわず生唾を飲み込んでしまう。
一瞬の出来事でも京一には何分にも感じられ、その瞬間股間はＭＡＸに近い程盛り上がった。

何事もなかったように腰を下ろした沙紀は、美味しそうに焼きそばを口に運んでいる。
綺麗な胸の残像がなかなか消えないで、顔が固まったままだった京一の右脚がいきなり誰かに軽く蹴られた。
右隣の琢磨か右斜め前の心愛か、誰の仕業か分からないまま、我に返った京一はゆっくりとラーメンのスープを啜った。


そんな彼氏を見て心愛はモヤモヤしたものを感じていた。

あ～沙紀ったら！京一に胸チラを見せつける様にして！何してるの？・・・
京一もいつまでも鼻の下を伸ばしていないでよ！
彼女の私の胸が琢磨君にガン見されてるのに、気が付かないの？・・・
知らないから！・・・

京一と目が合っても気が付かない振りで、正面の琢磨に見せつける様に胸を張る心愛。

おおっ！心愛ちゃん俺に見せつける様に！・・・
これはしっかりと見てあげないと・・・

琢磨は京一達に顔を向け水を飲むふりをしながら、横目で心愛の胸の膨らみを堪能する。

ボリューミーでいて綺麗な形・・・胸が大きい分、カップから露出している面積は・・・

梨乃、沙紀、心愛の胸を一通り眺め直す。

やっぱり心愛ちゃんが一番だな・・・深い谷間と谷底へ流れていく汗・・・
ああ・・・ビンビンになってしまうぅ・・・