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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

それが経験してみれば思っていたほど大変な事ではなく、キスどころか胸まで触ってしまった。
ビキニ越しとはいえ、揉んでいる時の感触を思い出すだけでまた下半身は熱くなる。
嬉しいため息をついた後、シャワーの栓を止めた。
旅行はまだ始まったばかりだし、もっと仲を深めたいな・・・
遊園地や夏祭りもある。それにまた海に遊びに来てもいい・・・
濡れた髪をガシガシと拭きながらあれこれ考えていると、自然にニヤけてしまう。
そんな時ふと、琢磨の言葉を思い出した。
「旅行中に梨乃をラブホに誘うよ」
本気・・・なんだよな、琢磨のヤツ・・・
バスに乗る前に琢磨から貰ったコンドームの事も思い出した。
その途端、胸がドキドキし始める。
どうしよう・・・いや、それは無いな・・・俺には・・・
苦笑いと共にシャワールームを出て、待っていた沙紀に声をかけた。
笑顔で走り寄ってきた彼女の右手を握るとテントに向かって歩き出す。
沙紀は握られている手だけではなく、左手も俊の手に添え身体をくっつけんばかりにして並んで歩いてくれる。
そして、偶然なのか故意なのか分からないが、時折左手の肘辺りに触れる沙紀のビキニの胸の膨らみにドキドキさせられてしまう。
それでも身体だけではなく、心の距離まで縮まったようで、まだまだ気温の高い時刻で汗はかいていても、俊は爽やかな気分だった。
テントが近付くと琢磨と京一達のカップルは既に水鉄砲で遊んでいる所だった。
カップル同士で歓声をあげながら撃ちあっている。
「あっ、あれ私もやりたい!」
「いいね。行こう!」
沙紀の弾んだ声を合図にテントに向かって走り出した。
2人に気が付いた梨乃や心愛が手を振って呼んでいる。
ようやく合流した俊と沙紀に、撃ち合いの手を休めて琢磨と京一が声をかけた。
「遅いぞ!どこへ行ってたんだよ」
「砂で汚れたからシャワーを浴びてたんだよ」
笑いながら水鉄砲の銃口を向けている琢磨に、俊がおどけて両手を上げて答えた。
「2人でシャワーを?それだけでこんなに遅くなるなんて怪しいぞ!」
同じく銃口を向けている京一に沙紀が上目づかいで答えた。
「京一君・・・ホントなの。砂の掛け合いをして汚れちゃったから大変だったんだよ・・・」
小首を傾げて甘える様な沙紀の言い方。京一は食事中に彼女が屈んだ時に見せた胸チラが脳裏に浮かび、ニヤけてしまった。
ビキニ越しとはいえ、揉んでいる時の感触を思い出すだけでまた下半身は熱くなる。
嬉しいため息をついた後、シャワーの栓を止めた。
旅行はまだ始まったばかりだし、もっと仲を深めたいな・・・
遊園地や夏祭りもある。それにまた海に遊びに来てもいい・・・
濡れた髪をガシガシと拭きながらあれこれ考えていると、自然にニヤけてしまう。
そんな時ふと、琢磨の言葉を思い出した。
「旅行中に梨乃をラブホに誘うよ」
本気・・・なんだよな、琢磨のヤツ・・・
バスに乗る前に琢磨から貰ったコンドームの事も思い出した。
その途端、胸がドキドキし始める。
どうしよう・・・いや、それは無いな・・・俺には・・・
苦笑いと共にシャワールームを出て、待っていた沙紀に声をかけた。
笑顔で走り寄ってきた彼女の右手を握るとテントに向かって歩き出す。
沙紀は握られている手だけではなく、左手も俊の手に添え身体をくっつけんばかりにして並んで歩いてくれる。
そして、偶然なのか故意なのか分からないが、時折左手の肘辺りに触れる沙紀のビキニの胸の膨らみにドキドキさせられてしまう。
それでも身体だけではなく、心の距離まで縮まったようで、まだまだ気温の高い時刻で汗はかいていても、俊は爽やかな気分だった。
テントが近付くと琢磨と京一達のカップルは既に水鉄砲で遊んでいる所だった。
カップル同士で歓声をあげながら撃ちあっている。
「あっ、あれ私もやりたい!」
「いいね。行こう!」
沙紀の弾んだ声を合図にテントに向かって走り出した。
2人に気が付いた梨乃や心愛が手を振って呼んでいる。
ようやく合流した俊と沙紀に、撃ち合いの手を休めて琢磨と京一が声をかけた。
「遅いぞ!どこへ行ってたんだよ」
「砂で汚れたからシャワーを浴びてたんだよ」
笑いながら水鉄砲の銃口を向けている琢磨に、俊がおどけて両手を上げて答えた。
「2人でシャワーを?それだけでこんなに遅くなるなんて怪しいぞ!」
同じく銃口を向けている京一に沙紀が上目づかいで答えた。
「京一君・・・ホントなの。砂の掛け合いをして汚れちゃったから大変だったんだよ・・・」
小首を傾げて甘える様な沙紀の言い方。京一は食事中に彼女が屈んだ時に見せた胸チラが脳裏に浮かび、ニヤけてしまった。

