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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
「そ、そうか・・・それなら仕方ないな・・・」
銃口を降ろした京一に琢磨が叫んだ。
「こら~京一!沙紀ちゃんのハニートラップに簡単に引っかかるな!」

ケラケラ笑いながらそれらを見ていた梨乃と心愛だったが、梨乃が小声で言った。
「ねえねえ・・・何かさ・・・2人の雰囲気が午前中と違わない?」
「うん・・・何ていうか・・・そう!距離感が縮まったって感じ!」
心愛も同じものを感じていたようだ。

「でしょ?新密度が増したって思わない?」
「思う思う!何かあったのかな?」

グフフフフ・・・・
2人で意地悪な笑いをすると、水鉄砲を彼氏達に預け、沙紀の手を引っ張る様にしてテント内へ消えていく。
「女子3人、休憩しま~す」
心愛が京一に手を振って、カーテンを閉めた。

残された琢磨と京一は唖然としてテントを見つめていたが、俊は溜息をついていた。

何かあったって気が付いたのか?女の子って鋭いな・・・多分色々聞かれてるんだろうな、沙紀・・・

梨乃と心愛に、全部話しなさいよ!と問い詰められている様子が目に浮かぶ。

それに引き替え・・・

俊は琢磨と京一を見つめた。

「よし!続きをやろうぜ!」
「ふふ、俺に勝てると思っているのか。あっ俊、好きな物を使っていいからな」

無邪気に遊びだした2人を見て、可笑しさが込み上げる。

女の子の方が大人っぽい訳だよな・・・

そう思いながら余っていた水鉄砲を取り上げる。
用意されていた水をタップリと補充すると、出力をMAXにして安全レバーを降ろした。

シューティングなら俺が一番だ!・・・

叫び声をあげ、琢磨と京一目がけて走り出した。




水鉄砲で遊んだ後も、6人は夕方まで目一杯はしゃぎまわり、皆心地よい疲れを感じながら満足げな顔で別荘へ戻っていく。
上り坂の多い帰り道は行と違い、自転車をこぐ彼氏達の負担は大きかったが、後ろに乗せている彼女の声援でがんばった。
途中にファミレスで夕食を済ませ、別荘に着くと彼女たちはすぐにシャワーを浴びたがった。髪や身体がベタついているのを早く綺麗にしたい、と口を合わせて話す。

昨日の事もあり、彼氏達は先にシャワーを浴びて貰うことに何の異論もなかった。
浴室に向かったのを見届けると、そそくさと声がよく聞こえるベストポジションに移動する。
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