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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1

胸の膨らみを強調するワンピースで誘っているのか・・・
そうだ・・・そもそも別荘で2人きりになる様にしてくれたのかも・・・
昨日の夜琢磨と俊に、心愛との関係を進展させられるように頑張れと、はっぱをかけられたせいか、何でもそちらに結びつけて考えてしまう。
それが思い込みだと気付かず、京一は硬くなってきている下半身に従ってそっと後ろに近づいた。
鏡を見ている心愛はすぐに気が付き、笑顔で振り向いた。
「お待たせ!出掛け・・・キャッ!・・・」
京一は振り向いたばかりの心愛の肩を力強く押えると、自分の胸に顔を押し付ける様にして強引に抱きしめた。
腕をすぐに背中と腰に回しさらに密着させようとする。
「えっえっ?・・・京一・・・」
咄嗟の事で面食らってしまった心愛も、しかし必要以上に抵抗することは無かった。
自分の心臓の音が大きくなっていることに焦りながら、落ち着かなきゃ、と気持ちを静めようとしていた。
び、びっくりしたよぅ・・・い、いきなり抱きしめるんだもん・・・京一のばか・・・
で、でも・・・
腕は胸の前で膨らみを庇うようにクロスさせているが、京一の腕の力に身を任せて身体を預けていく。
顔をそっとアロハの胸に触れさせてみた。
背中がちょっと痛いよ・・・でも、うれしい・・・ずっとこうしていたい・・・
付き合い始めて手を繋いでからなかなか進展しない2人の事を、沙紀や梨乃に冷やかされてきた心愛は、人それぞれだと気にしないようにしていた。
でも正直に言えば、沙紀がキスをした事、梨乃がBまで許した事、他にも2人のイチャイチャした話を聞いていると、いいなぁ・・・と思うこともあった。
京一はまじめだから、と分かっていても、デート中さりげなく肩を抱かれたり、ウェストに手を回されたりしている他のカップルの女の子を見ていると、こっそり溜息をしてしまう。
そんなことがあったから、こうして抱きしめられてから少し落ち着いてくると、嬉しさにピョンピョン飛び跳ねたいような衝動に駆られる。
「好きだよ・・・」
突然、耳元で京一が囁くと、心愛の背中を優しくそっと撫で始めた。
京一にとっては大胆な行動に、心愛の心臓も高鳴る。
京一!うれしい!・・・私も・・・好き!・・・
そうだ・・・そもそも別荘で2人きりになる様にしてくれたのかも・・・
昨日の夜琢磨と俊に、心愛との関係を進展させられるように頑張れと、はっぱをかけられたせいか、何でもそちらに結びつけて考えてしまう。
それが思い込みだと気付かず、京一は硬くなってきている下半身に従ってそっと後ろに近づいた。
鏡を見ている心愛はすぐに気が付き、笑顔で振り向いた。
「お待たせ!出掛け・・・キャッ!・・・」
京一は振り向いたばかりの心愛の肩を力強く押えると、自分の胸に顔を押し付ける様にして強引に抱きしめた。
腕をすぐに背中と腰に回しさらに密着させようとする。
「えっえっ?・・・京一・・・」
咄嗟の事で面食らってしまった心愛も、しかし必要以上に抵抗することは無かった。
自分の心臓の音が大きくなっていることに焦りながら、落ち着かなきゃ、と気持ちを静めようとしていた。
び、びっくりしたよぅ・・・い、いきなり抱きしめるんだもん・・・京一のばか・・・
で、でも・・・
腕は胸の前で膨らみを庇うようにクロスさせているが、京一の腕の力に身を任せて身体を預けていく。
顔をそっとアロハの胸に触れさせてみた。
背中がちょっと痛いよ・・・でも、うれしい・・・ずっとこうしていたい・・・
付き合い始めて手を繋いでからなかなか進展しない2人の事を、沙紀や梨乃に冷やかされてきた心愛は、人それぞれだと気にしないようにしていた。
でも正直に言えば、沙紀がキスをした事、梨乃がBまで許した事、他にも2人のイチャイチャした話を聞いていると、いいなぁ・・・と思うこともあった。
京一はまじめだから、と分かっていても、デート中さりげなく肩を抱かれたり、ウェストに手を回されたりしている他のカップルの女の子を見ていると、こっそり溜息をしてしまう。
そんなことがあったから、こうして抱きしめられてから少し落ち着いてくると、嬉しさにピョンピョン飛び跳ねたいような衝動に駆られる。
「好きだよ・・・」
突然、耳元で京一が囁くと、心愛の背中を優しくそっと撫で始めた。
京一にとっては大胆な行動に、心愛の心臓も高鳴る。
京一!うれしい!・・・私も・・・好き!・・・

