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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
「お待たせ。話って何?」
リビングで待っていた琢磨に声をかけた梨乃は、照れくさそうな笑顔を浮かべたまま彼の隣に座った。
Tシャツに短パンのラフな姿の彼女を、遠慮せず上から下まで眺めてから琢磨は言った。
「こんな時間にごめん。眠くない?」
「全然大丈夫だよ。で、話って何?」
首をかしげてもう一度聞いてきた梨乃は、ソファに深く腰掛けずに背筋を伸ばして姿勢よく座っていた。
薄いブルーのTシャツと裾が短い短パン姿の彼女。
ノーブラではなくプラを付けた胸は綺麗な膨らみの形をTシャツ越しに作り、太腿の付け根まで剥き出しになっているスラリとした脚線は、白い肌でより魅力的に琢磨の視線を引き付ける。
せめてスカートに着替えてくれば良かった。そう思っていた梨乃は、しかしこれで良かったかもしれない、と思い直した。
ミニスカートよりもっと脚を見てもらえる。
彼のちょっといやらしい視線を太腿に心地よく感じながら、自分の中でも琢磨とイチャイチャしたい気持が沸々と湧き上がっているのをハッキリと意識できる。
「うん、実は見せたいものがあってね。行こうか」
唐突に梨乃の手を握った琢磨が、玄関に向かって行く。戸惑いながらも着いて行くが、彼女の不安げな声が漏れる。
「ねえ、外へ出るの?もう暗いところはイヤ!ねえ、琢磨・・・」
お化け屋敷で散々に怖い目に合っているから、別荘から外に出るのには抵抗があった。
「大丈夫だよ。別荘の敷地からは出ないし、第一そんな目的じゃないから安心して」
「う・・・うん・・・」
彼の笑顔と明るい言い方に納得はしたようだが、それでも梨乃は琢磨の身体にしがみ付いた。彼の腕がウェストに回されると少し身体をビクつかせて反応するが、しがみ付いている手は離さない。
もう一度、大丈夫だよ、そう言って琢磨はスマホのライトを頼りに別荘の裏手にある小道を使って林の中に入って行く。
月明かりの夜でも林の中は暗く、スマホのライトだけでは心細い。梨乃は何度も叫びだしそうになるのを我慢しているうちに、ようやく2人は開けた場所に着いた。
「ここは?・・・」
「バーベキューをする所だよ。あの小屋は親父達が飲み過ぎて眠くなった時に、泊まったりするところさ」
確かに道具さえ持ち込めばすぐにバーベキューが出来る様な設備になっている。
寝転がって休むことが出来るチェアーも用意されていた。
リビングで待っていた琢磨に声をかけた梨乃は、照れくさそうな笑顔を浮かべたまま彼の隣に座った。
Tシャツに短パンのラフな姿の彼女を、遠慮せず上から下まで眺めてから琢磨は言った。
「こんな時間にごめん。眠くない?」
「全然大丈夫だよ。で、話って何?」
首をかしげてもう一度聞いてきた梨乃は、ソファに深く腰掛けずに背筋を伸ばして姿勢よく座っていた。
薄いブルーのTシャツと裾が短い短パン姿の彼女。
ノーブラではなくプラを付けた胸は綺麗な膨らみの形をTシャツ越しに作り、太腿の付け根まで剥き出しになっているスラリとした脚線は、白い肌でより魅力的に琢磨の視線を引き付ける。
せめてスカートに着替えてくれば良かった。そう思っていた梨乃は、しかしこれで良かったかもしれない、と思い直した。
ミニスカートよりもっと脚を見てもらえる。
彼のちょっといやらしい視線を太腿に心地よく感じながら、自分の中でも琢磨とイチャイチャしたい気持が沸々と湧き上がっているのをハッキリと意識できる。
「うん、実は見せたいものがあってね。行こうか」
唐突に梨乃の手を握った琢磨が、玄関に向かって行く。戸惑いながらも着いて行くが、彼女の不安げな声が漏れる。
「ねえ、外へ出るの?もう暗いところはイヤ!ねえ、琢磨・・・」
お化け屋敷で散々に怖い目に合っているから、別荘から外に出るのには抵抗があった。
「大丈夫だよ。別荘の敷地からは出ないし、第一そんな目的じゃないから安心して」
「う・・・うん・・・」
彼の笑顔と明るい言い方に納得はしたようだが、それでも梨乃は琢磨の身体にしがみ付いた。彼の腕がウェストに回されると少し身体をビクつかせて反応するが、しがみ付いている手は離さない。
もう一度、大丈夫だよ、そう言って琢磨はスマホのライトを頼りに別荘の裏手にある小道を使って林の中に入って行く。
月明かりの夜でも林の中は暗く、スマホのライトだけでは心細い。梨乃は何度も叫びだしそうになるのを我慢しているうちに、ようやく2人は開けた場所に着いた。
「ここは?・・・」
「バーベキューをする所だよ。あの小屋は親父達が飲み過ぎて眠くなった時に、泊まったりするところさ」
確かに道具さえ持ち込めばすぐにバーベキューが出来る様な設備になっている。
寝転がって休むことが出来るチェアーも用意されていた。