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第12章 イチャラブ　編　１－１

琢磨の言葉にゆっくりと顔を上げる梨乃。硬直して斜め上を向いているモノをチラチラと見つめながら顔を近づけていく。
カリの横側に閉じた唇をそっと触れさせた。押し付けるでもなく唇で挟むわけでもない。
優しくそっと触れさせるだけの仕草に直接的な気持ちよさは感じなくても、琢磨は視覚だけでも十分に興奮することが出来た。
彼に言われたとおりにするつもりなのか、根元を支えている指先を動かしてモノの角度を変え、自分も首を傾げたりして、カリ全体にすべて唇を当てていく。
先端に触れた時に一番気持ちよさを感じた琢磨は、そこに集中的にキスをさせようとする。

「そこ！そこをもう一度キスして！」
いきなりのリクエストに梨乃がクスッと笑った。見上げて琢磨を見つめる目が恥ずかしそうに細くなる。頬は赤く染まり息遣いも大きくなっている彼女の様子を見て、梨乃も興奮して来ている・・・それが良く分かった。
梨乃が唇を近づけていく。
根元を両手の指で支え目を瞑って唇を先端に当てた彼女を見て、その初々しい仕草に血液がグッとモノに集中していく。

やばい！可愛くてエロいよ！咥えられたり舐められたりしたら、すぐにイッチャウかも！・・・

良く見れば、胸の蕾は触れられてもいないのに尖り出していた。乳輪もプックリとふくらみだして、梨乃が感じだしていることを教えてくれる。
思わず手を伸ばして両方の蕾を指先で弾いたり、摘まんだりする。
「んっ！あっ！・・・」
閉じていた唇が喘いで開き、自然と先端を挟んでいく。喘ぎながらも唇を離さない梨乃の口の中に徐々にカリが入って行く。
その様子を見ながら興奮した琢磨が更に胸を責めると、梨乃はスッポリとカリ首まで咥え喘ぎ始めた。
「んんっんっ　うぅんっ　んっんっ・・・」
梨乃が上半身をピクピクとさせるたびに唇がカリ首にひっかかり、呻きたくなる様な気持ちよさが込み上げる。咥えられたまま揺らされるのも、唇が強弱を付けて挟み込んで来るのも気持ちいい。
自然に梨乃の口の中に溜まった唾液がカリに塗り付けられ、舌を使ってもらうのにいいタイミングだった。

「そのまま舌で舐めてみて」
琢磨の言葉を待っていたかのように梨乃の舌が動き出した。すぐにカリ全体にキュウッとした気持ちよさが広がっていく。
初めは舌で触る様な動きだったのが、突き、舐め上げ、そして回転させて３６０°全体を刺激してくる。