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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
流れるプールから上がった6人。
彼氏達はお互いの顔を見合わせると、それぞれが満足そうな顔をしているのを見て、プール内で何かあったのだろうと想像していた。
そして自分の彼女がそれなりに興奮しているだろうとも思っていた。
これからのアトラクションでHなハプニングを期待しながら、最初のアトラクションへ向かって行く。

いくつかある内の、まずは円形のゴムボートを使ったグランドサーフライダーに向かうことにした。
6人乗りで中央に向かって脚を投げたして座り、取っ手を掴んで身体を固定する。
そしてゴムボートはハーフパイプの巨大な滑り台のようなコースを、右に左に大きく進路を変えながら進んで行く。スリルと爽快感が仲間と一緒に体験できる人気のアトラクションだった。

20分ほど並んで順番が来ると、乗りこむゴムボートの大きさに驚いた。
6人が脚を投げ出して座っても、中央には大人が楽に横になれるスペースがあるほど広かった。
梨乃、琢磨、心愛、京一、沙紀、俊の順に円形に座って手すりを掴む。身体を固定するベルトは無いから手すりから手を離したらどうなるのか、不安になる。
係員の若いお兄さんは、3人の女の子達の胸元をさりげなく眺めまわしながら、とにかく立ち上がらない事、それを強調した。
ゴムボートの中で転がっていれば安全です。それだけを言うといってらっしゃ~い、とスタートさせてしまった。

スタート直後からボートは右に左にと、ハーフパイプのコースの端から端まで使ってゆっくりスイングする様にして下って行く。
スピードが速くないから、女の子達も余裕で歓声をあげながら笑顔を見せている。
ボートの中に水が入ってきて身体にかかり冷たくて気持ちいい。
しかし京一が声を上げた。

「お尻が滑るから気を付けろよ」

その言葉にハッとした全員が注意しようとしたその時だった。
次第にコースの傾斜が険しくなっていき、スピードが上がり始めていたボートの中で沙紀が
叫んだ。

「きゃっ!いやっ!」

あっ!と沙紀以外の5人も叫ぶ。沙紀がお尻を滑らせたのだ。ツルッと滑った身体はボートの中央で、手から爪先まで仰向けに一直線に伸びて横たわっていた。

「あはは、やだっ!恥ずかしいよ!見ないで!」

一瞬深刻な事態かと思った5人も、沙紀の笑い声で緊張が解けた。

「手を離すなよ!沙紀」

彼氏の俊の言葉に沙紀は大きく頷いた。
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