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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
言葉も出せなくなり喘ぐだけになった心愛の左胸に、そっと琢磨の手が伸びていく。
右手を大きく広げて、膨らみ全体にそっと触れる様に押し付ける。

「あっだめ、だめ・・・」
琢磨の顔のすぐ横で、喘ぐように呟く言葉が余計に彼を刺激してしまう。
彼の手の平にすぐに伝わってくる尖った蕾の感触も、それに拍車をかける。
指先を膨らみに食い込ませるようにして胸を掴みながら、小さく円を描く様に手を回す。
膨らみと蕾を刺激されて、琢磨にも簡単に分かってしまう程、心愛は感じて喘いでいた。
お化け屋敷で服の上から揉んだ時とは比べ物にならない生に近い膨らみの手応えに、琢磨も今の周りの状況も忘れそうになる程興奮した。
水着をずらして挿入したい・・・ついそんなことまで頭に浮かんでしまう。

「あっあっ はぁっはぁ んっ・・・」

しがみ付いている腕と太腿に力が入ってくる。反り返っている琢磨のモノの裏側にビキニ越しの秘部が強く押し付けられる。
柔らかな肉の感触に、頭に血が登る感覚を感じながら、琢磨が蕾を摘まみ始めた時だった。
あっと思った時には頭上から波が崩れてくるところだった。
悲鳴さえあげる暇もなく、2人は波に飲まれてプールの底に押し込まれた。
水の中で身体は離れてしまい、波の力でクルクルと回転する。

やっちゃったよ・・・

そう思いながらも琢磨は落ち着いていた。
海の様に沖へ波で引かれることはない。複雑な潮の流れが有る訳でもない。落ち着いて水面に顔を出せばいいだけだった。
が、心愛を見て慌てて彼女と距離を詰めた。
パニックを起こしている彼女は目をギュッと閉じ、闇雲に手足をバタバタ動かしている。
海だったらすぐに疲れて、泳ぐことなどできなくなるところだ。

琢磨は落ち着いて心愛の後ろに回った。しがみ付かれたら面倒なことになる。
両脇から腕を差し入れると胸の下で手を組み、引き寄せる。すぐに上昇して水面に顔を出した。
少し潜水していたような短い時間でも、泳げない心愛には余程きつかったのだろう。
2,3度咽た後、はあはあと貪る様に呼吸をしている。
気の毒だったけれど、心配することは無そうだと分かると、またムクムクとモノが立ち上がってくる。

左手首に着けてあるリードを手繰り寄せると、繋がれているボディボードを引き寄せた。
上に乗る様に促すと、彼女は緩慢な動きでも何とか上半身を載せることが出来た。
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