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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
ブラのホックを外しただけで興奮している様子の彼。かわいい、と思いながらそのまま手伝ってもらうことにした。
胸の膨らみを中央にグッと寄せながらカップに収め、谷間を縦に大きく露出させるのが1人では難しい。梨乃と沙紀に手伝ってもらった時は1回で上手くできたのに、今度はそうはいかなかった。
京一は手伝いながら、後ろから膨らみを覗き込んでくる。
見ないで、と言っても聞いてくれなかった。
さっきまでずっと見ていたくせに・・・

カップの位置を直すのを手伝う振りをして、わざと蕾を指で弾いて邪魔をしてくる彼に怒りながらも、何とか着け終えることが出来た。
花火の打ち上げは終わりに近くなっているのか、続けざまに打ち上げられて、大きな花をいくつも咲かせていた。
京一が優しく肩を抱き寄せてくれる。
何も話し掛けないで一緒に花火を見てくれる京一。
そんな些細なことが、自然に意識しないで出来る関係が嬉しかった。

大好きだよ、京一・・・

心で呟いてから、そっと彼の顔を盗み見た。
えっ・・・
心臓が1回大きく撥ねた。
明るく照らされた彼の顔が、優しく私を見つめている。

ず、ずるいよ・・・いつから見ていたの・・・

「やっと気が付いてくれた。ずっと見ていたのに・・・」

ずっと?最初から?・・・

「花火を見て喜んでる心愛が、可愛かったから・・・だよ」

嬉しい!・・・そんなこと今まで言ってもらえたことは無かったのに・・・

今すぐキスをして欲しくて、そっと目を閉じた。
彼の顔が近付いて来る気配がした後、優しく唇が重なる。
嬉しくて、キスをしながらニヤニヤしてしまいそうで、我慢するのが大変だった。

唇が離れるとギュッと抱きしめられて、身体を重ねられる。
ずっとこのままでいたくて、私からも腕に力を入れた。

「今度は浴衣を着た心愛と花火を見に行きたいな」

彼の胸で私は何度も頷いた。
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