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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
そんな心愛を見て、ホッとして肩の力が抜けていくのを京一は感じていた。
Hな事を考える前に、2人で楽しめることを考えよう・・・そんな気になってきた。

「実はさ、前から心愛とやってみたかったことが有るんだよね」
「うん、何、何?」
「ボウリング・・・」
「はい?ボウリング?・・・」

京一のリクエストを聞いた心愛は、すぐに笑い出した。
「あはは・・・何なのそれ!別にいつでも言ってくれれば良かったのに」
「それはそうだけど・・・心愛、あまりスポーツが得意じゃなさそうだったから・・・」
「あっ!それ酷い!」
むくれた彼女の猫パンチのような攻撃を受けて、京一は大げさに痛がって笑いを誘う。
「あはは、もうそんなに運動音痴に思われてたの?そんなことないからぁ」
「ごめん、ごめん。それじゃ、行こうか」
「うん。でも・・・ボウリングって1度もしたことないの。だから色々教えてね」
心愛の、色々教えてね、の言葉にHな事を想像しながら、京一はボウリング場へ向かって行った。


琢磨と俊達はショッピングセンター内にいた。梨乃と沙紀が洋服を選んでいる間、2人は店の外の通路で京一達の事を気にしていた。

「今頃何をしてるのかな?もうラブホに入ってたりして」
「まさか、それは無いよ。午前中からラブホって、どれだけやりたいんだよ。いや、京一ならあり得るか」俊に笑いながら答えた琢磨は、辺りを見回してから小声で言った。
「あの心愛ちゃんも、ついにバージン卒業なんだなぁ・・・」
「なんだよ、それ。感慨深げ、だな」俊も笑いながら話す。
「まあ、出会ったころ、下ネタで顔を赤くしていた心愛ちゃんが経験するとなると、ちょっと寂しい気はするけどね」

「寂しい?」琢磨は顔の前で手を振った。
「俺は逆に嬉しいよ。心愛ちゃんが色々経験して、これからどんどん大胆に変わってくれるのが、楽しみだなぁ。だってさ・・・」
持っていたコーヒーを一口飲んだ。
「水着だって、3人の中で1番派手だったのは心愛ちゃんだったし、なんか経験は無くてもHには興味津々ってオーラが、旅行中にずっと出ていたと思わない?」
「確かにHな水着だったな。それに、そう言われるとそんなオーラもでていたような気もするけど・・・」
俊は、琢磨の意見に賛成しつつもその言葉の中に、心愛への興味が友達以上に含まれているのを感じ取った。
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