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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第15章 バイト(マッサージ)編 1-1
今度は川崎 美奈の指先が、妖しくモノに絡みついてくる。10本の食指が焦らすように、摘まむように、そして擦るようにして刺激してくる。
「うっうぅっ・・・あぁあぁあぁ・・・」
「ふふっ、可愛いわ・・・ビクンビクンさせてイキたがって・・・」
柔らかな声でそう言った後、軽い溜息をついた。
「こんなに立派なのに、気持ちは男の娘だなんて・・・ある意味ではずるいわね」
今は両手で包むようして擦りながら、どうしよう、と小さく呟く。
「欲しくなっちゃった・・・ねえ?・・・」
彼女は優しく俺のお腹側にモノを倒すとその上に跨ってきた。いきなり裏側に濡れそぼっている秘部が当てられる。すぐに卑猥な腰遣いで擦られて、再び蕩けそうな気持ちよさが下半身全体に広がっていく。
「はっはっああっ・・・」
「ねえ?・・・しちゃう?・・・ユウは私とじゃ、いや?・・・」
可愛い表情。大きな瞳でじっと見つめてきた。次いでその表情は気持ちよさに耐えきれずに
眉間に皺を作って、俺の左肩に突っ伏してきた。
「ああっ、硬くて凄い・・・はぁはぁっ・・・」
「ううっああっあっはぁっ・・・」
二人で喘ぎ、それを聞いて更に興奮していく。彼女の腰振りが止まらない。スムーズに、そしてねっとりと擦ってくる。
「あっあんっうっ、はぁはぁっ・・・ねえ、しよっ・・・ユウ?・・・」
切羽詰まった声が聞こえ、俺のモノが彼女の手で上向きにされる。トロンとした目で見つめられて、俺もコクコクと頷いた。嫌がる理由などない。マッサージの最中からあわよくば挿入まで出来れば、と考えていた。思っていた状況とは全く違っても、こんなチャンスは逃せない。
「・・・ユウ・・・」
彼女の口角が上がり、いやらしくも魅力的な笑顔を見せながら、腰を落としていく。
先端が当たると声を漏らし、位置を合わせながら喘ぐ。
ニュルッとわずかに入り始めたところで、彼女は動きを止めた。
えっえっ・・・また焦らされる?・・・
俺は首を振りながら、お願いをする様に彼女を見つめた。どうにかなってしまうと思った。
これ以上の焦らしには耐えられない。
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