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女子大生 水野果歩
第66章 女子大生 水野果歩(66)
知子 「そっかぁ・・・まだ友哉君から連絡ないんだぁ。」
果歩 「・・・うん・・・。」
大学の食堂、いつものように果歩と知子の2人は窓際の席で昼食を摂っていた。
知子 「まったく、友哉君も何やってんだか・・・モグモグ・・・」
難しい表情で豚カツを食べながら話す知子。
テンポよく口に食べ物を運ぶ知子、それとは対照的に果歩はまったく食事に手をつけていなかった。
果歩 「・・・・でもね知子ちゃん、私もういいかなぁって・・・。」
果歩は俯き加減で、小さな声でそう言った。
知子 「え?もういいって・・・?」
果歩の言葉に、思わず動かしていた箸を止める知子。
果歩 「もう友哉の事、考えるの止めようと思って・・・。きっと友哉、向こうで新しい彼女と楽しく過ごしてるんだよ・・・。」
知子 「え~ちょっとぉ!でもまだ友哉君が浮気したとは決まってないんでしょ!?」
果歩 「と・・・知子ちゃん声大きいよぉ・・・。」
思わず大声を出した知子に、果歩は困ったように言った。
慌てて周りを見渡し、ばつが悪そうに頭を低くして謝る知子。
知子 「あ・・・ごめん・・・でも、だってあの友哉君が浮気するなんて考えられないじゃない?」
果歩 「ん~でも・・・もうなんか辛いし・・・。」
知子 「あ~も~それ果歩の悪い癖だね、マイナス思考で全部考えちゃってるでしょ?」
果歩 「知子ちゃん・・・。」
知子は果歩の親友だけあって、果歩の性格をよく知っていた。
いつもは真面目で明るい果歩。
しかし、ひとたび落ち込むと、マイナス思考で自分を追い込んでしまう、そして果歩は割かし寂しがり屋さんだという事も知子はよく知っていた。
だから遠距離恋愛になると果歩に聞いた時には、知子は少し心配していたのだ。
知子 「だからさ、もうちょっと気長に友哉君からの連絡待ってみたら?大丈夫よ、友哉君は果歩にぞっこんだもの。」
笑顔をつくって果歩を励ます知子。
果歩 「そう・・・なのかな・・・。」
知子 「大丈夫!ね?だからご飯食べよ?食べないと体調まで崩しちゃうぞ?」
果歩 「・・・うん・・・。」
果歩 「・・・うん・・・。」
大学の食堂、いつものように果歩と知子の2人は窓際の席で昼食を摂っていた。
知子 「まったく、友哉君も何やってんだか・・・モグモグ・・・」
難しい表情で豚カツを食べながら話す知子。
テンポよく口に食べ物を運ぶ知子、それとは対照的に果歩はまったく食事に手をつけていなかった。
果歩 「・・・・でもね知子ちゃん、私もういいかなぁって・・・。」
果歩は俯き加減で、小さな声でそう言った。
知子 「え?もういいって・・・?」
果歩の言葉に、思わず動かしていた箸を止める知子。
果歩 「もう友哉の事、考えるの止めようと思って・・・。きっと友哉、向こうで新しい彼女と楽しく過ごしてるんだよ・・・。」
知子 「え~ちょっとぉ!でもまだ友哉君が浮気したとは決まってないんでしょ!?」
果歩 「と・・・知子ちゃん声大きいよぉ・・・。」
思わず大声を出した知子に、果歩は困ったように言った。
慌てて周りを見渡し、ばつが悪そうに頭を低くして謝る知子。
知子 「あ・・・ごめん・・・でも、だってあの友哉君が浮気するなんて考えられないじゃない?」
果歩 「ん~でも・・・もうなんか辛いし・・・。」
知子 「あ~も~それ果歩の悪い癖だね、マイナス思考で全部考えちゃってるでしょ?」
果歩 「知子ちゃん・・・。」
知子は果歩の親友だけあって、果歩の性格をよく知っていた。
いつもは真面目で明るい果歩。
しかし、ひとたび落ち込むと、マイナス思考で自分を追い込んでしまう、そして果歩は割かし寂しがり屋さんだという事も知子はよく知っていた。
だから遠距離恋愛になると果歩に聞いた時には、知子は少し心配していたのだ。
知子 「だからさ、もうちょっと気長に友哉君からの連絡待ってみたら?大丈夫よ、友哉君は果歩にぞっこんだもの。」
笑顔をつくって果歩を励ます知子。
果歩 「そう・・・なのかな・・・。」
知子 「大丈夫!ね?だからご飯食べよ?食べないと体調まで崩しちゃうぞ?」
果歩 「・・・うん・・・。」