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女子大生 水野果歩
第68章 女子大生 水野果歩(68)
冨田 「おぉ、果歩ちゃんおはよう!」

山井 「おはよう果歩ちゃん!」

果歩 「お、おはようございます・・・。」

バイト先に着き、スタッフルームに入ると、椅子に座っていた富田と山井が元気よく挨拶をしてきた。

先日富田とした事を思うと、なんだか富田や山井に顔を合わすのも気まずかった果歩だが、当の2人はいたっていつもと変わらぬ様子だった。

しかし、果歩の方はそうはいかなかった。

冨田と目を合わしただけで、顔を赤くしてしまう果歩。

この人とつい先日セックスしたのだと考えるだけで身体は熱くなった。

冨田 「果歩ちゃん、今日もプールの監視の仕事頼むわ。」

果歩 「は、はい・・・。」


その日の冨田はまるで先日の事がなかったかの様にいつも通りインストラクターの仕事を続けていた。


果歩 「・・・・・・はぁ・・・。」

プールの端の監視台の上から、遠くの冨田の姿を眺める果歩。

プールに入って会員たちに泳ぎを指導する富田。プールから出ている富田の逞しい上半身に果歩は目を奪われていた。

女の果歩の目に映る冨田の男らしい肉体は実に官能的に見えた。

色黒でゴツゴツとした筋肉をつけた富田の肉体。

あの厚い胸板、太い腕に抱かれた感覚がまだ果歩の身体には残っていた。

あの鍛えられた肉体と、硬く太い男根、そして富田の巧みなテクニックを全身で体感した時、果歩はあの底の見えない快楽世界へ連れて行かれるのだ。


・・・また・・・抱いてほしい・・・


ふしだらかもしれないが、果歩は正直そう思った。いや、というより身体がそれを求めているのを感じたのだ。

冨田の官能的な肉体を見ているだけで熱くなる果歩の蜜壷は、まるで愛撫を受けた時の様に愛液を分泌し始めた。

ジンジンと疼く果歩の秘部。

膝に置いていた手を思わず、水着を着ている股間に持っていこうとしてしまう果歩。

果歩 (ハッ・・・ダメ・・・ダメだよ・・・何やってるの私・・・)

ここが公共の場である事を思い出し、果歩は手を膝の上に戻した。

しかし一度増殖し始めたムズムズ感は、果歩の意識とは逆に増える一方だった。

我慢できない身体、無意識に太腿を擦り合わせてしまう果歩。


解放されない濛濛(もうもう)とした気持ちのまま果歩はこの日のアルバイトの仕事を終えた。

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