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女子大生 水野果歩
第69章 女子大生 水野果歩(69)
冨田 「はい、終りましたよ。」
男性 「あ~なんか身体軽くなりましたよ、ありがとう。」
冨田 「有難うございます。またいつでも言ってくださればやりますんで。」
男性 「じゃあまた今度頼もうかな。あ~こりゃ癖になりそうだ。」
男性客はベッドから降りて身体を伸ばすと、満足そうな表情で部屋を出て行った。
冨田 「ふぅ・・・。」
果歩 「・・・ぁ・・・あの、すごいですね富田さん。」
果歩は、ベッドに敷かれたタオルを畳む冨田に後ろから声を掛けた。
冨田 「え?」
果歩 「あの・・・マッサージの仕事もなされるんですね、知りませんでした。」
冨田 「あぁハハッ、一応そういう資格も持ってるからな。いつもはあんまりやらないけど、今日は予約入ってなくてマッサージ師が休みだったからね、特別に。」
果歩 「資格も・・・そうなんですか。」
冨田 「結構評判いいんだぜ俺のマッサージ。」
果歩 「お客さん、気持ち良さそうでしたもんね。」
そんな風に言う果歩の表情を見ていた富田は、腕時計に目をやり少し考えた様子を見せた後、口を開いた。
冨田 「ん~なんか時間余りそうだなぁ・・・果歩ちゃん、どこか身体凝ってるとことかある?」
果歩 「ぇ・・・私・・・ですか?」
冨田 「おぉ、時間余るし、よかったら無料でマッサージしてやろっか?今回は特別だけどな。」
果歩 「え?・・・マッサージ・・・ですか・・・。」
冨田からの意外な提案に果歩は、驚き動揺した。
そして、自然と果歩は頭の中で冨田の手に身体を触れられる事を想像してしまう。
冨田 「ハハッ、まぁ時間まで軽くだけどな。どうする?」
果歩 「・・・・・・・。」
考えている様子の果歩を笑顔で見つめる富田。
そして頬をピンクに染めていた果歩の口がゆっくりと開く。
果歩 「・・・・・・じゃあ・・・いいですか?」