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女子大生 水野果歩
第75章 女子大生 水野果歩(75)
ザーーーー!
身体についたボディーソープの泡を流す果歩。
・・・知子ちゃんに変な風に思われたかな・・・・知子ちゃんこういう事には勘が鋭そうだし・・・
・・・知子ちゃん・・・私がこんな事してるって知ったら幻滅するかなぁ・・・
浴室を出て鏡の前で身体を拭く。
目の前の大きな鏡に見つめる果歩。
生まれたままの姿の自分がそこにはいた。
果歩 「・・・・。」
中学高校と、周りの女の子に比べて発育が遅かった果歩。
ブラジャーを初めて着けたのは高校に入ってからだった。
見た目も性格も子供っぽかった果歩は初恋も遅く、相手は高校の先輩だった。
しかも大人しくて恥ずかしがり屋の果歩は、その人をただ遠くから見守るだけで結局ほとんど話しかける事もできずに恋は終ってしまった。
胸に手をあてる果歩。
ドキドキしてる・・・
あの時と比べると膨らみを増した乳房。
性器の周りには陰毛が生え、丸みを帯びた腰。
・・・私・・・大人になったのかな・・・・
今果歩は、彼氏でもない男の部屋にセックスをするために来ているのだ。
いけない関係。
・・・お父さんやお母さんが知ったらなんて思うかな・・・
そっと胸にあてていた手、その指に乳首があたった。
・・・やだ・・・もう立ってる・・・
まだ何もしてないのに。
車の中での刺激の余韻はもう引いたと思っていたのに。
果歩のピンク色の乳首は、ビンビンに勃起していた。
そっともう片方の手を股の中心にもっていく果歩。
果歩 「・・・あっ・・。」
濡れている。
果歩の蜜壷は新たな愛液を次々と分泌していた。
罪悪感にも似た感情を抱いていたはずの今、いけない事をしていると自覚している今、果歩の身体はそんな状況に自分自身でも信じられないほど興奮していたのだ。
ハァ・・・私・・・こんなにエッチになってる・・
・・・エッチしたがってる・・・
・・・ごめんね
もう・・ダメなの私・・・
心の中で自分を大切にしてくれている人達に謝った果歩。
そして果歩は身体にバスタオルを巻いて富田が待っている寝室へ向かった。
心の中で、今までの人生で大切にしてきたものまで自ら崩してしまう果歩。
ここから果歩は、富田が用意した底のない快楽の世界へ本格的にのめり込んでいくのであった・・・。