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女子大生 水野果歩
第76章 女子大生 水野果歩(76)
ガチャ・・・

寝室のドアを開けて中に入る果歩。

先週とは違い、寝室には明かりが付いていた。

ベッドに腰掛けている富田。

果歩は恥ずかしそうにドアの前に立っている。

富田 「どうした?ほら、こっちに来な。」

果歩 「・・・・・・。」

身体に巻いたバスタオルの結び目に手をあてながら、無言で富田の前まで来た果歩。

富田はベッドに座ったまま果歩の顔を見つめる。

まだ恥ずかしそうに顔を背けている果歩。


富田 「身体に付けているタオル、とれよ。」

果歩 「ぇ・・・・・。」

富田 「裸じゃないとセックスできないだろ?」

果歩 「・・・あの・・・暗くしませんか?」

富田 「ダメだ・・・今日は君の身体を隅々まで見せてもらう。」

果歩 「富田さん・・・。」

富田 「君は俺とのセックスを求めた。今日は果歩ちゃんと俺の2人だけだ・・・恥ずかしがらずに俺に果歩ちゃんの全てを見せてくれ。」

果歩 「・・・・・・。」

富田の言葉を聞き、覚悟を決めた果歩。

ゆっくりとバスタオルの結び目を解く。


バサッ・・・・


果歩の足元に落ちたバスタオル。

明るい部屋の中で、果歩は富田の前に生まれたままの姿を披露した。

果歩 「・・・・恥ずかしい・・・。」

果歩は羞恥心から思わず両手で胸と下半身の中心を隠してしまう。

富田 「手をどけて。」

表情を変えずに果歩に指示する富田。

果歩は素直にその指示に従い、腕を身体の横につけた。


果歩の身体を下から上へとじっくり観察する富田。

富田 「・・・・・・・。」

果歩 「・・・・・・・。」

シミひとつない綺麗で白い裸体。

羞恥心で顔の頬をピンク色に染めている果歩は、いかにもウブと言った雰囲気をかもし出している。

先週、一晩中激しく富田に抱かれたとはいえ、果歩の身体はまるで汚れを知らないようだった。
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